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2006年03月29日(水) |
第1回 Dance de ラ・パレット |
東京藝術大学や付属高校でも講座を持っていらっしゃる、バロックダンスの第一人者、市瀬陽子先生をお迎えして、念願だったバロックダンスの講習会を開くことができました。 平日の午後でしたが、春休みということもあって、小中学生のお子さん4名もも参加し、賑やかに楽しい講座となりました。
「バロックダンス講習会」というと、学究的なものを思い浮かべる方、ハードに動くものを想像する方もおいでかも知れません。 でも、Dance de ラ・パレットでは、市瀬先生は、ピアノを弾く人にとってのバロックダンスという角度からご指導くださいました。
特に、腕を動かしている骨格や筋肉のお話は、とても実用的でわかりやすく思え、ピアノを弾く全ての人に聴かせてあげたいと思ったほどでした。 私は、以前、医師ピアニストの上杉春雄さんに、同じようなお話を伺ったことがあるのですが、ピアノの上杉さんと、ダンスの市瀬先生が、殆ど同じことをおっしゃっていて、それだけ、身体を使う上で考えなくてはならないことなのだということが良くわかりました。
円になって椅子に座り、軽く準備運動をしながらお話を伺った後は、踊ってみましょう…ということに…。 実際に音楽に合わせて身体を動かす楽しさを、ずっと忘れていたのを思い出しました。
メヌエットのステップを教えていただき、徐々に様々な動きを教えていただいたのですが、それらの一つ一つはそう複雑でなくても、全てをやろうとすると頭が混乱します。 お子さんたちは覚えるのが速く、オタオタしているのは大人のほう…という感じでしたが、いつもは教える一方のピアノと違って、これもまた貴重な経験という風に思いました。 そして、必死に踊っていると、市瀬先生から、 「一緒に踊っている人とコミュニケーションをしてくださいね〜!」 の声が…。 (;^_^A
最後に市瀬先生が、優雅に踊って見せてくださり、2時間は瞬く間に過ぎ去りました。
今まで、大勢の生徒さんに、何曲ものメヌエットを教えてきましたが、メヌエットがどのようなダンスなのか、さっぱり分かっていませんでしたが、これで、ホンの少しだけリアリティのある指導ができるようになるかも知れません。 やっぱり、他人が踊っているのを観ているだけでは、本当にはわかったことになりませんね。
楽しくてためになるバロックダンス講習会、不定期ですが、これからも続けていきたいと思います。 今回いらっしゃれなかった方にも、次回はぜひ、ご参加いただけたら嬉しいです♪
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