ぐっどないとみゅうじっく
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2002年10月31日(木) |
バンドのメンバーとは |
夜から加入したギタリストの高橋将司くんと逢う。今週はスタジオが取れなかったので、我が家で練習。その前に松屋で腹ごしらえ。マーボーナス丼を食べたのだけど、食券を買う時に大盛のボタンが見つからなくて困った。 食後、早速家に来て、曲のコードやリフの細かいところを教えたり確かめ合ったりする。スタジオ以外の時間でこう言うのがあると、僕も細かく言い易いし、相手もどう思っていたかも分かる。スタジオで音を鳴らすだけがバンドはなく、実は音を鳴らしていない時の方が重要だったりもする。 練習もひと段落終え、将司くんが僕の部屋のCDを物色してて目にとまったのがSION。以外や以外、実は彼はファンクラブに入っているほど好きらしい。『かなりやとわたし』とはっぴいえんどの『ゆでめん』『風街ろまん』を貸す。気に入るといいな。 僕は家に人を呼ぶのがそれほど好きじゃない。仲が良い友達でも予定外に来られると、ちょっと困ったりもする。それでも将司くんは家に呼んでも厭な感じは全くしなかった。理由は分からないが、それはすごくいいこと。
バンドのメンバーは友達のようで友達ではない。親しくなれば家族のようでもあるが家族ではない。甲本ヒロトはブルーハーツ時代に「メンバーはツール(道具)でもあるから」と話していたが、そう割りきれもしない。恋人のような愛人のような、それでも変な仲間意識でベタベタしたくはない。何にしろ、ひとつの方向へ向かう同士でありたいと僕は思う。
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昨日買ったユニクロのフリースを着て、1日寝て過ごす。ユニクロの服は初めて買ったのだけど、なかなか着心地が良い。家で着るだけではもったいないけど、外ではあまり着たくない。同じの着てる人が居るのって嫌だもん。でも、最近見掛けないよな、ユニクロ着ている人。ただ気にならなくなったのかな。ユニクロは中国進出したけど、皆フリースを着て自転車に乗っている姿を想像するとちょっと恐い。CMになりそう。 頭痛は治ったような、治らないような。
BSマンガ夜話に石堂夏央が出ていた。相変わらず猫のような目が印象的だった。でも、ちょっとファンデーション塗りすぎかな。今日の特集は『百鬼夜行沙』今市子。なかなか話を聞いていると面白そうなので、今度マンガ喫茶で読んでみようっと。
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2002年10月29日(火) |
あなた以上冷ややかな人はいない |
哀しみの裏側に何があるの? 涙さえ凍りつく白い氷原 誰でも心に冬をかくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない
職場で大瀧詠一の『A LONG VACATION』をかけてたら、Oさんがこの『さらばシベリア鉄道』を気に入る。しかし、その後それだけを永遠リピートするので困った。
兎にも角にも昨日から頭痛がひどく、身体が熱っぽい。季節の変わり目で急激な気温の変化にいつもついていけない。昨日も帰って来て、ご飯を食べてすぐ寝た。今日もそんな感じで、夜中にゴソゴソと起き出してこの日記を書いている。熱は少し引いたみたいだけど、まだぼうっとしている。明日は休みなんで1日寝てよう。
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妹が今日から約1ヶ月間、ニュージーランドへ。ひとつ下の従妹とバスでの2人旅。2人だからそんなに心配ではないのだけれど、やはり女の娘だけでの旅、無事で帰ることを祈る。しかし羨ましいなあ。インド行ったのはもう2年も前になるのか。そろそろ、また何処かへ…。どうだい、Y?
今日は部屋を片付けたり、昨日のスタジオを録音したのを聴いたりとゆっくり過ごす。しかし、自分らの音源は何回聴いても厭きないもんだ。 夜に観た『発掘!あるある大辞典』。今日のテーマは「子宮・卵巣」。女性の外見の身体に興味があっても、なかなかここまで知らない男は多いはず。もちろん、僕も。卵巣は2つあり(はじめて知った)、どちらかが卵巣嚢腫などにかかっても、もう片一方が機能をと補うからなかなか分かりにくらしい。あとは定期検診へ行くしかないということなのだけど、やっぱり抵抗があり、独身の女性は婦人科にはなかなか行きにくいと言う。二十歳の頃、付き合っていた彼女に「自分の身体のことなんだから、行った方がいいんじゃない」と軽く言ってたけど、それだけじゃないのね。今になって反省。身体って皮を1枚剥いでみると、すごいことになってるんだなぁと少しだけ実感。そして、もともとこう言う話に弱いので手の握力がなくなるダメ男。
その後の『情熱大陸』ではファッションモデルの富永愛が出ていた。二十歳とは思えないほど、大人っぽい。それに自信がある女性は本当に輝いて見える。それでもスーパーモデルになるには何が足らないのだろう。
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今日はゆらゆら帝国@FACTORY。でも、仕事で行けず…。撮影、5時間くらいもあるんだってね。それだけで疲れそうだなぁ。
そんな想いを晴らすかのように夜からスタジオ。今日は前回やったのプラス1曲。しかし、ベース&唄はダメダメダメダメ。全然なってない。唄いながらベースを思うように弾けない。それに唄自体も感覚がまだ戻ってきてない。録音したのを聴いて更にダメだと実感。あとは練習あるのみ。 加入した高橋将司くんのギターは良い感じ。今まで一緒にやったことのないタイプ。これからやって行くのが心から楽しみ。
『テレバイダー』(東京MXテレビ22時)はやっぱり面白いなぁ。今観ているテレビで一番好き。今日の検索で『金剛寺武志(テレバイダー司会者)』でここが引っかかりました。
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夕飯にカツ丼を作ったけど、つゆが濃すぎた…。胸のむかつきをコーヒーゼリーで何とか埋め合わせ。
撮り溜めしていた『アルプスの少女ハイジ』を観る。今、ちょうど伯母さんに無理矢理フランクフルトに連れてこられたところ。一瞬でアルムの山へひとっとびのハイジの妄想癖にはすごいとしか言いようがない。まるで誰かさんみたい。それでも、豪勢な物を食べられようが、クララのような仲良しが出来ようとも、ハイジにはハイジのアルムの山での生活がある。 そしてハイジを拉致被害者に重ねてみる。おんじやペーターがアルムの山で待つように、5人にも北朝鮮で待つ人が居る。どんなに日本での生活が保証されていようが、逢いたい人に逢えなければ何にもならない。以前、蓮池薫さんが友達と議論になった時に言ってた「俺の24年は無駄だったと言うのか!」という言葉はすごく重い。24年、長すぎる歳月。しかし、北朝鮮は嘘の供述書を作ろうとも、それを緻密に作らないのが今になっても不思議でならない。しかし、キム・ヘギョンさんは受け答えがしっかりしてたなぁ。「労働新聞を読むと日朝国交正常化がなされると思う。そうしたら思い切り行ったり来たりできる」にはびっくり。練習とかしたの…かな。
明日はスタジオ。でも、雨なんだよなぁ。雨はロッテンマイヤーさんより嫌いっ!
購入中古CD ■遠藤賢司『エンヤトット』…「ドドドコドンドット」のリズムが永遠続く16分半。エンケンの「動」の部分だけで作ったような作品。でも、リズムに乗ることも出来ず、詩の世界に入り込むことも出来ない距離感を感じる。ジャケットは水木しげる。 ■矢野顕子『Home Girl Journey』…スタジオでの弾き語りカヴァー録音盤。全体的に選曲が余りぱっと来ないけど、どの唄も自分の唄にしてしまう圧倒的なものは何なのだろうといつも思う。 ■ベートルズ『唄うベートルズ』…う〜ん、数回聴いただけじゃわからねぇ。良いのか、悪いのかなんとも言えない。
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「小田さんて、売る時値引きとか交渉されないですよね」と職場のS君に言われた。確かにないとは言わないが少ない気がする。いわゆるディスカウントショップなので大体のお客は値札より、まず下がると思っているはずなのだけど、値札+消費税5%をきっちりもらう。買取業もやっているが、その時の買取値段の吊り上げの交渉も少ない気がする。 只単に事務的な対応がいいのか、それとも何か無意識で「値引きしないぞオーラ」を発しているのだろうか。もしくは見た目が恐いとか…。髭も随分伸びたし、厭きてきた。もう、剃ろうかな。
購入CD ■クラムボン『id』…すさまじい程、リピートして聴いてます。今日のような雨雲が多い日はエンドレスで聴いていたい。普段、作詞曲には参加しないドラムの伊藤氏が最初から参加してたり、本当に3人ありきのアルバムになった。HPの掲示板でも、賛否両論になったりしているのもすごく良いことだと思う。クラムボン=「楽しく、ちょっとジャジーでポップなバンド」のイメージから完全に抜け出せた。と、同時に本当に奇跡に近い音がこのアルバムには収録されている。
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昨日の帰り、『バカ姉弟 1』安達哲(講談社)を購入。週間ヤングマガジンに隔週で連載のマンガ。前々から欲しかったのだけど何処の本屋でも見掛けず、かと言って注文もなぁ〜と思っていたので(「バカ姉弟を注文したいんですけど」…と言うのがちょっと恥ずかしい)ちょうど良かった。家に着いて巻末を見たら、すでに3版発行となっていたので驚き。 ほぼ毎日母親不在で過ごす推定3歳児のおねいと弟(共に名前不明)の日常を描かれている。周りの町の人には「よっ、バカ姉弟」と気安く声をかけられるのだが、どちらかというと姉弟の方がまともだ。穢れている者には心を決して開かない。そして、何と言ってもおねいが強運の持ち主で、神社のおみくじの景品で「金の亀」を引いたことから縁起がいいとされ、おでこを触るとご利益があるとされてしまう。
読み終えて「子供って本来こうやって悪戯っ子のような顔をして、ぴょんぴょん飛び跳ねて良いんだよなぁ」と思った。このバカ姉弟ほどピュアでないにせよ、もっと自由奔放で良かったんだよと、幼き自分に言ってあげたい。僕は何処か子供のくせに老け込んでいた気がする。その反動が今になって出て来てしまうそうだ。でも、周りの大人から見れば何処にでもいるひとりの子供だったんだろうなぁ。
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買い物を終え、家に帰ってからどうも頭痛がひどいので、ご飯食べ終わってからずっと寝ていた。そしたら、小池栄子に告白される夢を見た。こんな夢をを見ると別に好きでもないのに、次テレビで観たとき意識しちゃうんだよな。相手には恋人が居ると言うのに。っていうか向こうは僕のこと知らないよな…。う〜ん、バァカだねぇ。
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拉致問題とは別の話で、随分と連絡が途絶えていた人とまた普通に話せるようになるまでは時間がかかるのかもしれない。連絡が途絶えていた時は街や色んな所で、ふと無意識に探してしまう。まるで「こんな所にいるはずもないのに〜♪」と山崎まさよしの唄みたいに。 今日はそんな内の1人だったNさんと電話。相変わらず仕事で忙しいらしい。そして、先月の祭りですくった金魚が3匹供逝ってしまったという。ご愁傷様。僕の実家には金魚すくいで取ったのが何年も生きて、鯉のような大きさになってのもいる。でも、同じように買ったヒヨコは駄目だった。分からないもんだ。それでもすぐに死ぬヒヨコに胸は踊る。
来月PARCO劇場で古舘伊知郎のトーキングブルース15th『言葉』がある。古館自身はそんなに好きではないけれど、この公演は以前テレビで観たけど凄まじい。しゃべりもここまで来ると芸術だ。でも、チケット先行予約はずれちゃった…。一般発売で取れっかな。
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今朝、何気なく来て行く服を選んだつもりなのだけど、無意識ながら色んな作用が働いていたことに気付く。ああ、意識してないってちょっと怖い。それは何かと尋ねたら、一目散に逃げ出した。
リンクを久々に更新しました。6つほど新しいサイトを。う〜ん、いっそ全部をリニューアルしたいのだけれど、これといったデザインが思い浮かばない。バンドのページも作って行きたいんだけどね。さてバンド名は何にしようかしら。一応案はあるのだけれど、それが通るかどうか…。
新日本プロレス『THE SPIRAL』を観ている。「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」「ナカニシ、ナカニシ!」を連呼し、駄々っ子のように暴れまわるボブ・サップ。それを宥める原沙知絵、吉岡美穂、乙葉の『逮捕しちゃうぞ』軍団。「タ、タイホシチャウゾ?」と番組宣伝ボブ・サップ。K-1でもPRIDEでもOKだが、コントもイケそうだ。しかし、プロレスが一番合ってそうで実は一番窮屈そうだ。試合はつまらなかった。
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2002年10月18日(金) |
近くて遠い半音の関係〜林矢子『弾き語る秋涼 其の二』@赤坂L@N〜 |
昨日は夕方からフレットレスのベースを探しに御茶ノ水へ。楽器屋を覗くのも久し振り。3日のライブで他のバンドの人がウッドベースを弾いているのを観て、それから欲しくてたまらない。でも、何件か廻ってみたけどお気に入りのは無かった…。ウッドベースにするかボディのないアップライト型にするか、エレキにするかもまだ検討中。
そして夜からは林矢子@赤坂L@N。赤坂に来るなんてライブ以外に用事がないものだから、会場に着くまで迷う。そうじゃなくとも僕は地理にめっぽう弱いのに。まだ、出来立てのライブハウスだからきれいだけど、入り口がかなり狭い。人とすれ違うにも一苦労。ステージ上の照明は最新型のものらしく、レーザービームのような光線を放ちサイバーな感じ。 VJのスクリーンが幕のように上がり、『花のゆれ』で唄が始まる。CDとは違い、ゆっくりとした歌い出し。途中からのテンポアップにはっとさせられる。 続いて『さゝやき』。この世のありとあらゆる切なさや哀しみを集めたようなこの唄。しかし、彼女は自分の溢れんばかりの想いだけで作ったのだろう。間奏のアルペジオでのギターソロで一層切なさが増す。 間髪いれずに『栞』。前回のDOORS以上に声もよく透き通っていて、本人も歌っていて気持ちよさそうだ。ただ、ギターの低音がよく聴こえないのが残念。
今回のライブ前、後にDJをやっていた荒牧英治さんを紹介して、『海あかり』へ。いつもなら他の曲に隠れながらひっそりと歌われるこの唄が今回はとても大きく感じられた。誰も居ない海の底で、やさしくそっと包み込まれるような。只、やはりそこはひとりきりでは寒く寂しい。 中勘助の『銀の匙』に影響されて作った唄『さめぎわ』。心地よいスリーフィンガーに乗せて歌われるのだが、実はこのスリーフィンガーがかなり難しい。僕は歌いながらなんてまず弾けないし、歌ってなくとも躓きさえするような難しさ。でも、そんなことを全く感じさせない心地よさがあった。 ラストに『宵の君』。夕暮れの坂道であるひとを待つのだが、そこでもやはり闇を内包している。待っていても誰も来ないような、はたまた去りゆく人を見守るような寂しさが必ず後をついてくる。これだけ色々と転調するのに終わってみると、2分弱。目まぐるしい時間を走馬灯のように見せられた時だった。前回、最後に演奏された『楽園ワルツ』同様、それまで聴いた曲の印象を消し去ってしまうような力をこの曲は持っている。 選曲、唄とも良かったのだが、欲を言えばここではなく他の場所で聴きたかったというのが、内容以外の感想。
このライブを観て思い出したのは林矢子と僕の音楽の関係。それは近くて遠い半音のような存在。ユニゾン(同じ音程)の比率が1:1、1オクターブ上の音は2:1に対し、半音の比率は16:15。半音どうし気が合う最小公倍数は240とこんなに近くにいるのに、240倍の時間を過ごさないとかみ合わない。ほろ酔い加減の帰り道、そんなことを思った。
↓クリックすると内容が変わります。 今日は意外な人から電話。1日中複雑な気持ち。
2002年10月15日(火) |
浮かれている場合じゃないですよ |
仕事で古物商講習会へ行って来たのだけど、話をする人が微妙なリズムで眠ることも出来なかった。かと言って話が面白いかと言うと全然違う。僕も話し下手なので、人のことあーだこーだといえる立場ではないが参った。3時間そんな調子で過ごしたためその後も頭がぼうっとしてた。
雷ゴロゴロピカピカしている中で、作りかけだった曲を大体仕上げる。バンドが出来るとなると張り合いも出てくる。そんなんじゃ駄目だけど。 そして部屋を真っ暗にしてボリュームあげて、先日のくるり@日比谷野音のライブを観る。ドラムのもっくんの実質のラストライブ。ライブ前のオフショットでは和気あいあいだったのに対し、ライブではかなり空気が張り詰めているのが分かる。これから何処へ向かおうとしているのか全く分からないのだけど、今彼らがやりたいことは手に取るように分かる。そんなライブだった。 バンド出来るようになっただけで浮かれてちゃ全然駄目だよ!えいじのバカっ。ああ、もっとスタジオ入りたいなぁ…。
購入CD ■GO!GO!7188『浮舟』…1st辺りのような明るさは薄れ、どんどんマニアックになってきているのだけど、ポップ&歌謡曲路線からは外れない。やっぱトリオってええなぁ〜。 ■PE’Z『九月の空』…何が良いってこのジャズだけど、軽いサンバ調のノリが良いのだろう。しかし、そこに流行や軽薄さはない。ドラムかなり好み。
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12日に観たイースタンユース@日比谷野外音楽堂のライブレポを昨日の日付で書きました。興味がある方はご覧くださいな。
朝シャワーを浴び、身体を拭いているとタオルに血が付いている。「あれ、始まったのかな」なんて冗談で思っていたら、ポタポタとたれるくらいの血が溢れ出してきた。どう言うわけか唇の上を切ってしまったらしく、トイレットペーパーで押さえようとも治まる気配なし。しばらく動くことも出来ず、唇の上を押さえながらぼうっとしていた。そもそも血を観るのに余り慣れていない所為か赤いものが自分の血だという実感さえない。ただ、口の中にはなんとも言えない血の味だけが残った。しばらくすると血は治まった。しかし、痕が何も残っていない。妄想ではないはず…。
夜、隣の女の娘(お姉さん?)が誕生日だそうで、ハッピーバースデーが聞こえて来た。全然、付き合いもないけどおめでとう。そしてたまに夜中歌ったりしてごめんなさい。
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2002年10月13日(日) |
歌は夜空に消えてゆく〜イースタンユース@日比谷野外音楽堂〜 |
時間厳守。どこの世界でも当たり前なのに、何故かコンサートは押しで始まることが多い。日比谷公園に着いたのが6時に差し掛かる頃。大丈夫だろうと、のたのた歩いていたら「ジャラァ〜ン」と『夜明けの歌』のイントロのギターの音が公園に響き渡る。「外でも結構聴こえるなぁ」などと心は暢気に構えながらも、駆け足で会場へ。暗闇の中で係員に尋ねながら席を探す。探し当てた頃には「ジャラァ〜ン」と『夜明けの歌』の後奏が終わっていた。 続いて新曲『世界は割れ響く耳鳴りのようだ』。初の野音ワンマン、彼らのライブで座席があるのもかなり珍しい。煌煌と照り付けるライトの下、声はいつも以上に擦れている。そもそもライブの度に絶叫し続け、まだ声が出るというのだから不思議でならない。「枯葉が落ちるのは嫌いじゃねぇんだ」と歌い始めた『街頭に舞い散る枯葉』。思えば彼らを知ったのもこれが入っているアルバム『孤立無援の花』を聴いたから。何遍もCDで聴いた「舞い散る枯葉の心を知りたいのだ」をはじめて生で聴き、感無量。
『泥濘に住む男』『男子畢生危機一髪』『浮き雲』とまるで殺戮兵器のような曲が続く。ただ、それで死に至る事はない。胸倉を捉まれながら生きる事を問われているような感覚に陥る。特に『男子畢生危機一髪』は肌寒い秋の風を一刀両断するような演奏。3人で出しているとは思えない程の分厚い音。まるでオーケストラを従えたような迫力。そもそも彼らの楽曲はアレンジが非常に面白い。イントロで変拍子使ったり、裏でリズムを取ったり、ベースがかなり早いフレーズを弾きまくったりと、ただ作った曲を垂れ流すだけの8ビートのパンクバンドとは訳が違う唯一無二の存在。 「狂気ってえのは絵画とかコンピューターとか文章とか音楽の中に潜んでいるんじゃなく、小鳥が囀っている中とか信号待ちの時とか、何にも考えてない時に潜んでいる」とMCの後『踵鳴る』。それでも発火しそううなギターのカッティングに尋常じゃない速さで入ってくるドラムに狂気と似たようなものを感じてしまう。ましてや教典を説いている訳でもない彼らの音の中に解答を探してしまう。息をつく暇もなく疾走し続け『砂塵の彼方へ』で本編終了。大体が座ってはいるものも、アンコールを求める拍手は止まない。
燃え尽きて 一日を道連れに 太陽が死ぬ時 雲さえ泣いている
今の今迄生きてきた 何がどうやらやって来て 歌は夜空に消えてゆく
何を儚む事があろう 何を失うものがあろう 歌は夜空に消えてゆく
アンコールに応え『歌は夜空に消えてゆく』。ライブでは初披露。彼らの曲の中でもかなり時間が長いため、やる機会がなかったそうだ。一見、合わなそうなこの座席のある野音が、これ以上ないほどこの唄を反映させる。夜空を見上げながら聴いていると、此処が何処だか分からなくなる。只、この唄がいつまでも終わらなければといいなと思った。 吉野がぽつり「暮れる前にやりたかったなぁ」と吐いて、田森の刻むハイハットに二宮がベースを重ねる。とどめの一発に『青すぎる空』。そして客も大合唱。すごく月並みだけど「あぁ、生きてて良かった」とか「また、明日から頑張らなきゃな」と素直に思えた。最後の声を振り絞るように「いずれ暮らしの果てに散る」と歌い終わった後、僕は迂闊にも泣いてしまった。秋の少し肌寒い夜、虫の音、半分欠けた月、燃え尽きようとも枯れない声、すべての条件が揃ったような夜。後はもう何に対しても、やりながら自分の解答を見付けていくしかないと感じた夜だった。
どの曲にも一貫とした凛としたものがある。それは詩の中に垣間見れる彼らの生活にも表れている。生活感の欠片もないような毒にも薬にもならない唄がどうして唄と呼べようか。「音楽聴いてるよりか虫の音を聴いている方が俺は好きだな」とのMCでの彼の言葉が印象的だった。
〜セットリスト〜 1.夜明けの歌 2.世界は割れ響く耳鳴りのようだ 3.街頭に舞い散る枯葉 4.泥濘に住む男 5.男子畢生危機一髪 6.浮き雲 7.二足歩行小唄 8.路端の影 9.黒い太陽 10.スローモーション 11.踵鳴る 12.砂塵の彼方へ 13.歌は夜空に消えてゆく 14.青すぎる空
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先日観に行った大日本プロレスの営業の方から電話。「先日は有難う御座いました。それで余っている椅子や切れている蛍光灯があればお譲りいただきたいのですが…」。この間はパイプ椅子が20個くらいと机が2つ駄目になったそうだ。なかなか暴れるのも大変である。それを考え試合が縮こまってしまっては侘しい。しかし、しがない電器屋に出来るのはせいぜい使用済みの蛍光灯をあげるくらいなのだろう…。何方か椅子などの事務用品余ってませんか?
結局、昨日のソウルフラワーのライブは行かなかった。彼らへ向ける情熱が最近、まったくといって良いほどない。先日出たアルバム『LOVE±ZERO』も1,2回聴いただけ。これはなんなのだろう。 ただ、そんな中「古い付き合いで観に来たよ」的にライブに足を運びたくはない。会場にそんな奴らが居てもしらけるだけだ。今日のイースタンユースにはそんな奴らが居た。でも、ライブは凄まじく良かった。まだ頭がぐらぐら揺れている。ライブレポも今日はお眠なので明日書きます。
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この堕落日記を愛読してくださっている方には、薄々感づかれているかもしれないけど、今月に入ってから歩いていない。歩くというのはひとつ前の駅で降り、自宅まで約25分、1日の唯一の運動…のはずだった。雨の日が続いたり、呑んで帰って来てとても歩けそうじゃなかったり、と色んな理由を並べてやめてしまった。厭きたと言えばそれまでだが、これでも小学校の時は毎朝マラソンをしていた。それを昨日の唄箱日記を読んで思い出した。 もちろん自発的ではなく、父に強制されてのことではあったが、確か小5まで走っていた。朝5時前に起床。町内から学校までの道、まだ舗装される前のグラウンド。はたまた学区外の町まで走ることになった。しかもそこは坂がかなり多く、それゆえに父が選んできた。僕は走りながらどうやったら怠けられるか、そればかり考えていた気がする。それでも一定のペースを乱すと父に背中をグーで殴られるので、走らざるを得なかった。自宅まであと100mくらいまでの距離になると、ダッシュを強制される。これもまた遅いと背中をどんどん殴られるので、手抜きは出来ない。僕は泣きながら走っていた。雨の日は休みなのが唯一の救いだったかもしれない。布団の中でその喜びを噛み締めていた。
ある朝、いつものコースを走っていると一台の救急車とすれ違った。そこは事故の起こるような場所ではなかったので、父と不思議そうに顔を見合わせていた。朝のマラソンを終え学校へ行くと、担任の先生からWくんのお父さんが亡くなったことを聞かされた。よくよく話を聞いてみるとそれは自殺だった。仕事でのトラブルなのか、家庭内でのことなのか、子供の僕らには本当のことは何も分からなかったけど「人が自分で死を選ぶ」ということを僕はそこではじめて知った。しかし、それよりも僕を驚かせたのが、朝マラソンの最中に見た救急車にはWくんのお父さんが乗っていたことだった。木の枝からロープを垂らしての首吊り自殺。僕らと同じようなマラソンをしている人が発見して通報したが手遅れだった。 Wくんは大仏のような、子供の割には達観している顔つきだったのが、通夜に行くとその顔も崩れ号泣していた。僕は前に並んだ友人の見よう見真似で焼香をした。Wくんはしばらくして、お母さんの実家へ引っ越して行った。
父と僕はマラソンコースを変え、また走り続けた。それが先ほどの坂が多いコースになった経緯かもしれない。マラソンは小5でやめた。詳しくは覚えていないが、どうしても耐え切れなくなった。同じように通っていた公文、スイミングスクール、書道も全部やめた。泣きながら懇願したような記憶があるが定かではない。ひ弱な僕なりの限界だったのだと今になって思う。
…と、結局はまた僕の駄目さ加減を改めさした内容になっただけかもしれない。今日は祖母の家でカンパチの刺身をご馳走になりました。また太るかもしれないけど、いいんです。美味しく食べられれば。でも、明日からまた少し歩いてみようと思いながら今日は眠りにつきます。おやすみなさい。
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2002年10月09日(水) |
初観戦の悩み〜大日本プロレスを観て〜 |
夕べは職場の連中と大日本プロレス@後楽園ホール。なんとこれがプロレス初観戦。そして今回はご招待!椅子やカメラなど、スタッフが使うものを提供してくれるお店を探しているらしく、僕の職場にもその話が回って来て、とりあえずは試合を観て下さい、と言うことになった。しかし、プロレス好きとは言えど、大日本プロレスと聞いてピンと来る人は余りいない。僕も社長のグレート小鹿以外、全然知らない。聞くところによると、FMW(大仁田が居た所)のようにかなり激しく血の流れるような試合が多いらしい。 少し遅れて後楽園ホールに着くと、もう2試合目が始まっていた。身体のでかい男どもがリングを所狭しとうろついていた。席に座って落ち着いたと思ったら、反対側の席の方でいきなりトペ!!(リング内からロープを潜って外へ飛ぶ)。客もいきなりだったので逃げ遅れてる人もいた。あぁ、これが大日本プロレスかと実感。 次はグレート小鹿社長自ら参戦のタッグマッチ。選手が少ないからなのかな…。それはさて置き、赤い全身タイツのようなコスチュームに黄色いベルトには何故か「HAKODATE」と書いてある。出身地か?でも、わざわざ書くものでも…といくらでも突込みどころはあるのだけれど、そこはご愛嬌。試合は『ボブワイヤーボード・デスマッチ』と名付けられ、有刺鉄線を張り巡らせたボードを用意して、それを使うのだ。ここぞというタイミングで、ボードに叩きつけられる外人レスラー。ボードから離れた後でも鉄線が身体に付いていて痛そう。外人レスラーが持参してきた交通標識の看板も痛そう。社長もこれには参ったようで「かわいそうだろ、歳を考えてやれよ!」とタッグパートナーから野次で会場失笑。社長が技を繰り出すと会場から「シュッ、シュッ」と風切る音を手助けしているのも微笑ましい。 次に出て来たのはブルーザー・ブロディもどき。見た目だけでなく、技もブロディのパクリで参った。もちろん本家ほど迫力ないし。この中途半端さが大日本プロレスなんだろうか…!?
そして本日のメインイベントの『蛍光灯ボード・デスマッチ』。ボードの他にも束になった蛍光灯を持参。メインということもあって、これまでよりスピーディーに試合は運び、蛍光灯も序盤から使われる。頭に叩きつけられ「パコーン」と気持ち良い音がするだけど、その衝撃が凄まじい。しかしそれよりか、砕け散った蛍光灯の破片に身体を叩きつけられるほうが痛そうだ。案の定腕を切り、きれいな赤をしている血が痛々しい。 試合も荒れに荒れ、場外乱闘が多くなりリングサイドのパイプ席の椅子は跡形もなく蹴散らされる。僕らはその後ろの木の椅子に座っていたので、被害はないだろうと思っていたのだが、場外乱闘になると椅子が飛んで来たり、すぐ鞄を持って移動できるようにしておかないと本当に危ない。最後は皆、その木の席に避難して立っている状態。お客もそれなりの覚悟は必要なのだ。用意してあった30本程の蛍光灯は全て使い果たされ終了。リング上はその残骸で埋め尽くされた。もちろん選手全員血だらけ。試合結果もどっちが勝ったなんて、よく分からない。他の試合もそんな感じだったなぁ。
全部を観終わった感想としては「すげぇ!」というよりは「痛そぉ…」の連続。パイプ椅子で股を開きながら、股間を強打…なんて思い出すだけでも痛々しいのも多々あった。 隣の東京ドームではスマップのコンサートが行われていたらしく、外へ出るとかなりの人に巻き込まれた。そのファンに向かって「どうだ、お前らは流血なんて観てないんだろ?」とカタルシスに浸りながら、水道橋の駅に向かう僕らであった。しかし、これが僕のプロレス初観戦で良かったかどうかは未だに悩むところ…。
失恋して落ち込む選手…ではなく場外乱闘の図
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治りましたっ!我が家のパソコン。原因はよく分からないのですが、Winにはこういった症状はよくあるそうです。『青蜜』に「漢字変換ができず困っている」と載せたら、すぐさま反応戴き、やり方を教えていただきました。ありがとうございます。こういうところはやはりネットって便利だなと思う。 スキャンしても治らなかったので、拡張子を変えてみたところ、拍子抜けするほどあっという間に治りました。登録していた字は消えちゃったんだけどね…。でも、これで何とか買い換えずに済みそう。
あしたは大日本プロレス観戦。何が飛んでくるのかわからないので、いつでも逃げられるように!とアドバイス戴きました。さて、どうなることやら。
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昨日、仕事でお使いの途中、駐車場でノラ猫に遭遇。Iショットで撮ろうと近づいたら逃げられた…。でも、懲りずに遠めで撮ったら「にゃぁ〜」と僕のケータイから鳴き声がする。それもそのはず、シャッター音は猫の鳴き声に設定してある。それに関心を示したのか、猫たちも寄ってきてくれて、怯えながらも甘えだした。シャッターを押すたびに「にゃぁ〜」と。一瞬猫はびっくりするのだけど、反応はする。猫たちにはなんと聴こえていたのだろう?
こんな距離だったのが⇒こんなにじゃれて⇒こんな姿が撮れました
やっぱりパソコンダメでした…。これもケータイで打ったのを一度パソコンへ送り、それを切り取って貼り付けてます。その前は一文字一文字切り取ってやってたんだけど、まるでチラシを切り取って犯行声明文を作っているような気分でした。あ゛ぁ、これからどうすっぺかな…。
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2002年10月04日(金) |
君の中で骨になれるのなら〜林矢子『弾き語る秋涼 其の一』@初台DOORS〜 |
夕べは林矢子『弾き語る秋涼 其の一』@初台DOORS。出演はしないものの、リハーサル段階からステージを観ていた。銀座タクト、宇田川カフェとステージが低い所が続いたから、ステージ上の彼女を見上げるのは本当に久しぶり。 DOORSはライブハウスの中でも作りがきちんとしていてPA、照明をはじめとした設備もかなり良い。1階はすべて禁煙とした配慮も煙草を吸わないものにとっては嬉しい。
1曲目『青のかたみ』のイントロが奏でられる。何度も聴いたはずのこの曲が違う曲に聴こえる。それもその筈、僕のベースの音がない。しかも、聴いているだけでいいのに、まるで弾かなくてはならないような妙な気分。それでも何かが足りないのではなく、まるで最初からベースなどなかったように彼女は唄いあげる。元来、唄とはそういうものであるというように。間奏に入るところで少しか細くなった唄声が、波が寄せ返すように一気に巻き返してくる。それからは水面の少し上を漂うような浮遊感が心地よかった。 続いて新曲『夏離れだより』。「なつがれ」と余り耳にしない言葉は彼女の造語。その「なつがれ」を見事音で表現したような軟らかいギターのアルペジオ。それとは裏腹に唄声は切なく、聴き終えると寂しさだけが残った。 『雨の色は』『栞』と続き、この辺りから声も充分に出てくるようになり、一層惹き込まれる。ギターだけの弾き語りのはずが、色んな音が聴こえてくる。それはその音が欲しいのではなく、もうすでにそこに在る感じ。聴こえないものまでも聴こえて来る。 そして『夕顔』。何故だかこの唄がこの頃聴きたくてたまらなかったので嬉しい。照明のまばゆい光の中で唄を聴くと、より黄昏れられた。ちなみに夕顔とは「よるがお」の俗称。夏の夕方、あさがおに似た白い花を咲かせる。今はもう秋だが、曲の一番最後のストロークはそんな花が咲くような音だった。
海鳥の目で空を仰ぐ君と 僕は一目で恋に堕ちてしまった 胸に残ったちいさな火傷のあと ひろがって僕の体焼き尽くしてゆく 夕凪に羽ばたけずに僕らは一滴の言葉で漂う恋人 僕はもう何もいらないよ 君の中で骨になれるのなら 薔薇色に燃えるあの海の底へ 抱き合った眩暈の中沈んでゆけたら
ラストにこの『楽園ワルツ』。以前、バンドで唄っていた時はアンケートでも必ず上位に入っていた曲。最近のライブでは全然やっておらず、理由は只新しい唄が歌いたいだけとのこと。しかし始まった途端、この唄に全てを持って行かれた。今までが決して悪かった訳ではない。どれも良かったはずなのに良くも悪くも、これまで聴いてきた唄を全部かき消すような力をこの唄は持っている。僕がはじめてこの唄を聴いた衝撃は並大抵のものではなかったが、今はそれが増すばかり。僕は最後の最後の1音まで息を止めて聴かずにはいられなかった。
30分と非常に短いステージだったのだが、それでも凝縮され、唄に詞に惹きつけられた。今まで一緒にやって来て、曲にどう肉付けするかばかりを考えていたのだけれど、裸にし骨だけにすると観えてくるもの、聴こえてくるものがある。どうやら僕は随分と遠回りをしていたみたいだ。
〜セットリスト〜 1.青のかたみ 2.夏離れだより 3.雨の色は 4.栞 5.夕顔 6.楽園ワルツ
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2002年10月03日(木) |
『メトロポリス』を観る |
昨日は夕飯を食べながら『陰陽師』を観る。キャストは豪華陣、しかし20分くらいでもう観ていられなくなったので、以前に借りていた『メトロポリス』(原作:手塚治虫、監督:りんたろう、脚本:大友克洋)に変更。秘密組織レッド党の総帥レッドが人造人間ミッチイを使い世界征服を企む。それは世界の破滅を追いこむだけだと、ケンイチ、ヒゲオヤジが阻止しようとする。 原作とは少し違い、両性具有のミッチイに変わり女性型のティナという人造人間が登場する。この〜のようで〜のような人間をを手塚は良く物語に登場させる。それは人間の二面性を自身のメタモルフォーゼ願望があると語っていた。なのでそれが反映されていないのはちょっと残念。 大半を占めるCGでの映像は細部まで良く描かれているのだけれど、少々物足りなさも感じる。迫力に欠けると言うか、立体のようで平面的な映像に見えてしまう。技術の進展云々ではなく、アナクロ過ぎる僕の心の方が問題なのだろうか。 物語ではティナが暴走し次々と街を破壊、コンピューターを操りロボット対人間の争いになる。その中でレイ・チャールズの『I can't stop loving you』がやさしく流れだす。ゆっくりと走馬灯を眺めるようなそんな光景だった。 今日、世界でもロボットの技術はかなり発達して来た。日本の技術もかなり高いと聞く。今後技術が発達してくれば、この話のようにロボット対人間の争いは避けられない。しかし、そうなる前に人間同士での争いで破滅に陥らなければいいのだけれど…。
今宵は林矢子ライブ『弾き語る涼秋』@初台DOORS。お客で観るのは久々なんで楽しみ。でも、ちょっと複雑。
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3時間掛かって書いたメールと日記をフリーズさせ、見事きれいに消し去ったニクいアンチキショウ(島崎和歌子主演映画タイトル。でもうろ覚え)なこのパソコン。相変わらず日記を書いているファイルだけ開けないし。予約しようと思ったe+の申し込みも出来ねえしよう。やれるものならネズミのように齧って食べてしまいたい。 ネズミと言えば遠藤賢司!(何故なら彼の飼っていた猫の名は寝図美。後に細野さんにもらわれたそうな)今度、大阪のファダンゴライブ『ふたりぼっちの純音楽』で元くるりの森信行と競演。いきなり動いたねぇ、森くん。ドラムとアコギだけの攻めぎ合いってすげぇ観たい!そして10/26(土)の渋谷:B・Y・Gでのライブはカレーライス付き記念ライブだそうだ。ちょっとそそられるのは僕だけか。 そして今日も不貞寝。おやすみ。
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