ぐっどないとみゅうじっく
もくじ|きのう|つぎの日 |社会の窓
夕べは将司くんとデイト…じゃなく、デモを渡したり曲の打ち合わせ。「ここはこうした方が」とか「こうはどう?」などと次々とアイディアを考えてきてくれるのが頼もしい。やっぱりバンドってこうじゃなくっちゃ!と改めて思う。でも、結局行きつくところはバンド名。未だ決まらないのよね…。
今日、昼間観た『PRIDE23』は実に良かった。見所は高田延彦vs田村潔司。そして今回で高田は引退。因縁対決の最後を飾るにはもって来いのカード。かつて高田と田村は同じ団体に居たが、師匠高田のやりかたに田村は反抗をしていた。そして、リング上での決着を挑んだが、試合は展開されることなく終わった。それが十数年を経て、叶ったわけである。 1ラウンド。お互いけん制し合う中、田村がマウントポジションを取る。しかし、今この状態が信じられないのか、拳を握ったままパンチを繰り出すわけでもなく、只うつむいたままの状態を続ける。却って、下になっている高田の方からパンチが浴びせられる。田村の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。 2ラウンド目、田村のローキック連発で、高田の右ももが赤紫に変色してくる。闘争心がなくなったと高田自身もインタビューで話していた。それが影響しているのか、攻めより守りに徹している。そして高田が反撃をはじめた時、田村のカウンターの右パンチが高田の顎を捉える。そしてそのまま高田は起きあがれず、レフリーストップ。間接技で決めたいとお互い話していたが、意外な形で試合を終えた。
試合後、勝ったはずの田村はまるで負けたかのように泣いている。高田はしばらくして起きあがり、感無量の顔。高田が退場する時、次ぎの試合の桜庭和志とすれ違う。桜庭もタイガーマスクの面を被っていたが、その下では泣いていた。そして高田の引退に勝利の花を添えた。 最後には高田の前団体U.W.Fインターナショナルの選手を全員リングに上げ、胴上げで幕を閉じた。勝負の世界に情けは無用だが、こういう試合があっても良いと思った。
相変わらず喉が痛く、乾燥しすぎるこの部屋のため加湿器を購入。ペットボトルを使う安〜いタイプ。これで朝、喉がつらくなけりゃあいいな。
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2002年11月28日(木) |
でも、しあわせなんて何を持ってるかじゃない、何を欲しがるかだぜ |
喉の痛みは増すばかり…。普段歌ってないからそれもいけないんだろうな。喉飴で応急処置。
夜からこの間行けなかった『SNAPSHOT DIARY:Tokyo 1968-1973』を観に表参道のGALLERY360°へ。若かれし頃のはっぴいえんどの4人がそこには居た。『風待茶房』で観たものもあったから、特に目新しいものはないのだけど、それでもこの4人を観ると何か感じられずにはいられない。どの集合写真でも細野、大瀧はおちゃらけて、鈴木茂が睨み、松本隆はカッコつけているのが面白い。細野の連続写真があってほんの数秒なのだろうけど、この人の全てを捉えているような気がした。それにしても写真集2冊セットで¥6000は高いので当分買う予定はなし。でも、細野、野上の対談も載ってるんだよなぁ…。
今月から7回シリーズで『松本隆のミュージックパイロット』(NHK-FM毎週火曜23:20〜24:20)が放送されている。でも、見事に聴き逃している。結局、今月は1回も聴けなかったなぁ。ハナレグミ(バターッドッグのVo永積タカシのソロ)を「人間の肉声の輪郭が、すごくきれいにはっきりするっていう歌が本当に心に染みんのね。それをみんなに知って欲しいなと思って」と誉めていたそうな。そして『風待クリスマス』(12/25@渋谷AX)にも出演決定。もちろんこのコメントを聞くまでもなく、ハナレグミ『音タイム』は購入。明日ゆっくり聴こうっと。
その他の購入CD ■斉藤和義『やわらかな日々』 ■ラブライフ『ホーム*ルーム』(中古)
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2002年11月27日(水) |
しあわせになりたくて、それより君をしあわせにしたくて |
夕べやってた『WRESTLE-1』ありゃあ酷かったな。しかも、いつの間にか「ボブ・サップの」とかタイトルについてるし。それにメインのムタvsサップ戦以外は殆ど、話にならない!もしも観に行ってたらブーイングしたろうなぁ。武藤の「プロレス愛」とはこんなものか!? それと平行してNHKの美空ひばり特集も観る。演歌はもともと嫌いではないのだけど、美空ひばりが歌う演歌はどうも好きになれない。涙を流す『悲しい酒』も好きにはなれない。それよりかポップスよりのものを好む。五輪真弓の『恋人よ』のカヴァーは絶品でした。しかし、何の唄にしてもどこでブレスしているのやら…。
今日は午前中から夕方までずっと歌ってた。なので喉が痛い。一通り録音を終え、玉貴@初台DOORSへ。玉貴さんの前に遠藤ミチロウが出ていた。はじめて観たのだけど、どうも好きになれない。「お母さんナントカ〜」と叫び続ける唄が印象的だったが、正直ちゃんと唄の内容が聴き取れない。でも、ステージ上であれだけ「お母さぁ〜ん」と連呼するのは実は気持ちが良いのかもしれない。 そしてそれが終わり玉貴さん登場。今日はいつものパンツスタイルと違い、ふわっとしたスカート。バックライトに照らされて、透ける足が艶かしい。バンドのアンサンブルも唄を前面に出すような形にしてとても聴きやすかったし、全体的に前回よりも何倍も良かった。『しあわせ』『愛の言葉』が今日のお気に入り。ああ、はやく音源が出ないかしら。 終わってから荒牧さんと矢ちゃんと3人で水餃子屋へ。メニューが少ないけど、どれも旨かった!
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この1週間がとてつもなく永かった…。「早く明日になれば」と唱えたところで何も変わらなかった。みこすり半の気持ちがが1週間耐えただけでもまだましか。
夕食を食べながら録画した『ライブ帝国』(TVK午後3時)を観る。今日の特集はプリ・プリことプリンセス・プリンセス。奥居香はムチムチ度と客のフリが恐いくらいに揃っているのに驚く。結構、覚えていて歌詞が自然と出てきたな。来週は岡村靖幸特集。
一服した後、デモ録りの唄を録音。ただでさえ鼻声だっていうのに、鼻をかんでも治らない。しようがないので鼻水を押さえるスプレーですっきりさせるはずが、垂れて口に入ってさあ大変。その味の不味いこと。でも、おかげですっきり。何度歌ってもいいテイクが録れない。気持ちがこもってないから。そんな肝心なことすら忘れていた。12時前に何とかOK。ご近所さんごめんなさい…。
呪うことも殺すこともできず、今の僕に何ができよう。
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2002年11月24日(日) |
光と影のおりなす世界〜ポラリス@青山CAY〜 |
夕方から外出。『SNAPSHOT DIARY:Tokyo 1968-1973』を観に表参道のGALLERY360°へ。野上眞宏が撮った、はっぴいえんどとその周辺の当時の写真展(明日、同名の写真集も発売)。でも、今日はお休みでした…。ちゃんと調べておくべきだったな。
しかし今日、表参道に来たのはポラリス@青山CAYを観るのがメイン。彼らのライブは初めて。最近、職場でもっぱら聴いているのはポラリスとクラムボン。おかげで心なしか仕事も捗るような気がする(だけ?)。 柏原のかなり低音の効いたベースからライブが始まる。重低音が腹にズンズン来て気持ちが良いのだけど、ギターや唄が聴こえない。しばらくジャムの後『ねじまわし』『愛の手の中に』と続く。相変わらず唄は小さいものの、リバーヴの深く掛かかり具合が心地よい。機械みたいに正確な坂田のドラムも気持ちよい。オオヤのギターもセミアコとVOXのアンプの組み合わせとは以外だった。曲により途中でベースの音が急に抜け、そしてまたズブブブと入ってくる気持ち良さったら、他では形容できないほど。ああ、僕もこんなベースが弾きたい。 中盤、ギター、ベースは一旦退場。エフェクターを駆使しながらのドラムソロ。それまで機械のように微動だしなかった坂田のドラムが次第に熱を帯びてくる。そして激しくなるにつれ、バスドラでサンバのリズムを刻みながらのソロは圧巻だった。そしてオオヤだけ戻り『You Are My Song』。ベースがなくても物足りなさはないが、ベースの存在感を思い知らされる。『天気図』で柏原も戻る。10分近くの演奏も厭きを感じさせない。『季節』『Slow Motion』と人気の高い曲が続き、会場もひそやかに熱く盛り上がる。オオヤのファルセットは心地良いのだが、多用するとここ一番で決まらないのが勿体無い。ここぞと言う時に使った方がいいと思う。
光と影のおりなす世界にこだまする 「いいでしょ。」 あぁ戻れない記憶の裏側をみつけた。みつけた! 36度7分の微熱なら いいでしょ ねぇいいでしょう 光と影のおりなす世界にこだまする 「愛でしょ。」
ラストにこの『光と影』。僕も最近かなりお気に入り。最初、何を歌っているか分からなかったんだけど、詞をじっくり聴いてみるとすごい広がりるのある世界だと思う。ゆったりとした曲の中にも、聴いているそれぞれの想いが交叉する。 アンコールに応え、1曲(新曲?)演奏して終了。ベースが腹に効いただけでなく、本当に満腹になる内容だった。それでも余韻が残り、また観に行きたいと思える。こだまする音、照明やCAYの作りと言い、洞窟の中での演奏会みたいだった。
ポラリス1st『HOME』。すぐに噛む、きかんぼうのあの娘は元気だろうか…。
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2002年11月22日(金) |
まぼろしなんかぢゃない |
夜からリハ。その前に将司くん(ギター)とバンド名について話す。『まぼろしなんかぢゃない』は僕が勝手に決めた名前で、まだ了解は取っていなかった。将司くんも「絶対反対!」とかではないのだけれど、バンド名にしてはイメージが膨らみすぎるので、もっとシンプル且つ、あまり意味のありすぎない方が良いと言う。それも充分、理解できる。それでも僕の中では使いたい気持ちはある。それよりも僕は今、この言葉を厭と言うほど発したいのだ。
リハではライブハウスに渡すデモ録り。唄は別録りにするため、ベースのみを弾く。いつもと勝手が違ったのでやりにくかったな。歌いながら楽器を弾くと言う行為が、いかに相乗効果をもたらせてくれているか改めて実感。そして、このどっちつかずの中途半端とも言える行為に挑む人が好き。
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夕べは野坂塾2回目の参加。今回も何とも言葉では言い表せないくらい楽しかった。ゲストは永六輔1人。7時開演のところ6時10分くらいにはもう登場して、場内整理兼ねて話し出す。上海での社会主義の中の資本主義の話や『君が代』『日の丸』についてなど、字面で書くと何やら難しい話に取れるが全くそんなことはない。 そして野坂も加わると、もう『話のボクシング』状態。漫談のような漫才のようなふたりの話は拍車が掛かる一方。永が自慢げに話し出すと「僕なんかねぇ」と野坂も負けじとそれ以上の話を出してくる。それを永はまた上目遣いで次のチャンスを狙っている。なんて負けず嫌いな爺さん達だろう。でも、これだけの話すバイタリティは並たいていモノじゃない。それにお互いに話が尽きないだけの知識を持っている。でも、それはつい先日知ったことを、いかにも昔から知っていたように話をしたりもしている。しかも、まんざら嘘ではないし例え嘘であっても、あの会場に居た人全員信じてしまうほどの話す力を持っている。こんな訪問販売員がいたら、信じてしまうかもしれない…。 来月も行きたいけど、ソウルフラワーのライブと重なる…さてどうしましょ?
何かで気を紛らわせられたらな…。打ちこめるものがあったとしても、思い出すものばかり。それでも人間の環境適応能力は大した物で、その内否が応でも慣れさせてゆく。慣れてゆくしかないのだろう。そう思っている間は忘れられない。僕は何を望んでいる。
バンド名、決めました。(ボリューム出して開いてね)ライブは来年の1月頃を予定しております。今はリハに励むのみ。今度共よろしゅうたのんます。
「慎太郎総理なら…」という『週間〜』のつり革広告を観て、坂本慎太郎があの目まま、スーツを着てネクタイを絞めて、国会で答弁している姿をつい想像してしまう。それこそゆらゆら帝国。あったら行ってみたい、そんな国。先日オフィシャル・サイトもオープン。今日はそんな彼らの『冷たいギフト/貫通 (完全限定生産盤)』購入。8cmCDの1曲入りの2枚組み。お店で見て「わっ、ちっちゃぁ!」とまず思った。今時、こんな大きさも珍しい。 『冷〜』はミディアムテンポなロック。メロトロンのようなオルガンと子供のコーラスが印象的。レコーディングスタジオで彼をを見た子供らがトラウマにならなければ良いのだけど…。『貫通』は中盤で約3分間のスペイシーなノイズ。家で聴いていても充分トリップできる。こちらも前編に渡ってオルガンがバッキングで入っている。 ライブで何遍も聴いた所為か、想像の域を出ていないと言うのが2曲通した感想。割りとまとまりすぎというか、突出したものがない。テンポ云々だけの話じゃないと思うのだけど、どうだろう。でも、今日のFACTRY観たかった(寝ちゃった)なぁ…。Pe'zも出たたのに。
今日は仕事がバタバタイライラ(人の所為にしないでくれたまえ!)で最悪でしたが、従兄弟に女の娘が産まれたという朗報を聞いてそれも消え失せる。「とうとう、僕も叔父さんかぁ」なんてしみじみ。さて、名前は何にしようかな♪(権限なし)。 夜は『お熱いのが好き(1959年アメリカ)』と『ガチンコ』を交互に観ながら夕食のしたく。『お熱〜』は前にも観たことあるけど、マリリン・モンローはいつ観てもいい。色っぽさっていうのは磨かれるものはあっても、本来持っているものには適わないのかもしれない。そんなことを考えてたら、おかずのトンカツを切るのを忘れた。面倒なので、そのままガッつく。ああ、いつまで経っても原始人のようだ…。
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2002年11月17日(日) |
KASHIWAマイ・ラブ 〜ユーミンを聴きながら〜 |
夕方から地元、柏の友達と逢う。とは言うものの、今は5人の内1人しか地元には居ない。岩手で教師をやっているSが帰って来た。バラバラになっても何気なくこう集まれるのは嬉しい。上野駅で待ち合わせをしていると、柏にすでに帰っている筈のSから「遅れる」とのメール。いつも通り。その間、YAとYBと3人で久々にビリヤード。もう何年もやっていなかったけど、YAは相変わらず上手い。球がポケットに吸い込まれていくようだ。僕は何とか1勝。結局、Sは1時間遅れで到着。こんな教師に教わるの厭だなぁ…。
僕の職場のすぐ近くのお好み焼き屋ヘ。Sが今年3月に岩手に行った以来だから、逢うのはかなり久しぶり。だけど、そう言う感じ全くはしない。最近、岩手で雪が降ったのでその写真を見る。膝まで積もる雪や、木々の枝に積もる雪の銀世界。こっちではまず観れない光景に圧倒される。そこに写るSもほっぺたを赤くしてもう北の住人みたいだ。途中からMも合流。 YAの転職話やYBのボクシングを辞めた話、Mも最近職を変えた。それを聞くだけで今年それぞれが色んなことを考えているのが分かる。それに引き換え自分だけが何も変わっていないように思える。生活云々だけの話ではなく。変わらない生活があるのは、それはそれでいいことかもしれないが、そこに何か誇れるものがあるだろうか。ベルトの穴が一番ゆるい所まで行くほど鱈腹食べ、店を出る。ユーミンの『Hello,My Friend』がかかっていた。
上野駅構内でお茶とケーキ。確かに別腹ってあるのね。難なく食べてしまった。小1時間おしゃべりして、それぞれの街へ帰って行った。帰り際、旬には1個数千円もする(ここを強調しろと言われた!)岩手の林檎をお土産にもらう。Mの話によると素手で林檎を2つに割ると、女の娘は「カッコイイ〜」って思ってしまうらしい。本当か!?そう言えば、片手で林檎を粉々にするボブ・サップは確かにモテそうだよな…。
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2002年11月15日(金) |
続・記憶にございません |
身体の中ではたいへんなことはおこってませんでした…。ひと安心。 昨日のポールマッカートニーも素晴らしかった!ライブレポ書きました。
友達と連絡取り合って久々に逢う予定。その内のひとりと電話をしていたら「この間、入院してたんだよ」と切り出したので驚いた。職場の人たちと草野球をしていたところ、フライを取るのにつまづいてしまったらしい。ドラえもんののび太が転ぶように、仰向けのままボールを追っていったら後ろに倒れて頭を打ってしまった。それでもその時は一瞬倒れたものの、しばらくすると起き上がったので周りも大丈夫だろうと思っていた。しかし、それからの彼は審判に試合の経過をしつこく聞いたり(終いに怒られる)、ヒットを打ったらオーバーアクションで声援に応えたり、と普段しないようなことばかりしていた。どうも様子がおかしいと思った同僚達は「俺の名前を言ってみろ」とか試しに聴いてみたが、ちゃんとそれには答えていた。そのまま試合は終わり、同僚達の車に送られて帰る時も、後部座席でまるで子供のようにウキウキと外を眺めていたと言う。そう、子供のように…。そして、家の前まで送ってもらって車から出たところ、その場に倒れこんでしまった!そのまま病院に担ぎ込まれ、次の日の朝まで気を失っていた…。
次に目覚めた時はすぐに今日が何日なのかわからない状態で、しばらくすると記憶が戻ってきた。しかし、その野球をやっていた記憶が全くないと言う。今でもその日のお昼くらいの記憶でプッツリと切れている。打ち所が浅くてこれで済んだものの、酷ければ「ワタシハダレ?ココハドコ?」と記憶のない状態になっていたかもしれない。彼は子供の時野球をやっていたので、もしかすると頭を打ってからは半分子供の時に戻っていたのかもしれない。今だから笑って話せる不幸中の幸いの話でした。2ヶ月立った今、特に後遺症はない様子。でも、考えるだけでも恐ろしい…。
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2002年11月14日(木) |
再会〜ポール・マッカートニー@東京ドーム〜 |
ポール・マッカートニー〜driving japan〜@東京ドーム公演。ソロとして9年ぶり、ビートルズを含め4度目となる来日公演。そして僕はポール初体験。開場するのに並んでいたら、安達祐実が少し前に居た。細かったなぁ。ちなみに黒田さんはご一緒ではなかったです。僕の座席はバックネット裏。網が掛かってて多少観にくいにしても(外してくれよぅ…)ステージ正面でなかなかの席。
オープニングアクトでは怪しい儀式のような、はたまた中国雑技団のような幻想的なショーがしばらく繰り広げられ、次第に気持ちが高ぶってくる。そしてそれが頂点に達すると、大きなへフナーのベースのシルエット共にポール登場!ポール自身もへフナーのベースを高々と掲げ颯爽とステージのセンターへ。カウントで1曲目『Hello Goodbye』で幕を開ける。席を立たずにはいられない人、悲鳴や絶叫を挙げる人、多くの人が本当にこの瞬間を待っていたのが分かる。音は少し小さく感じたものの、音響は噂ほど悪くない。でも、そんなことよりも、ただこの場所で生のポールの声を聴いていることに実感が沸かずにいた。あっという間に終わってしまい、続いて『Jet』。この曲もほとんど上の空で聴いていた気がする。「トウキョウ、ミンナゲンキカ〜イ!」とMCを挟んで『All My Loving』。隅々まで歌詞をちゃんと覚えていないけど、メロディーをどんどん口ずさんでしまう。時にハモってみたりしながら。 今回、ポールのMCは同時通訳してモニターに字幕が映し出される。字が小さく見難かったりもしたが、それでも新しい試みだと思う。ポールの遊び心で「僕の犬はバナナを食べるのが好きだ(バナナで転んだ?)」とか全く関係ないことを口にしたりするのも何ともたまらない。 左利き用のレスポールに持ち替えて、次の『Getting Better』ではイントロを間違えやり直し。あのポールが!?と思ってしまうが、これはカラオケライブでも口パクライブでも決してない。より歌声が身近に感じた。「アタラシイ、キョクデス」と言い演奏された『Lonely Road』は派手さはないものの、次第に心に染みてくる曲だった。 バンドのメンバーが一度引っ込み、ポールのソロコーナー。アコギで『Blackbird』の弾き語る。耳を済ませば、小鳥のさえずりが聞こえて来そうだが、これはCDやレコードではない。ここまで来ても目の前で歌っていることを、現実として受け取れていない自分が居る。そんな夢心地が続く。『We Can Work It Out』では「life is very shor〜」の言葉がやけに身に沁みた。続く『You Never Give Me Your Money』ではサイケな模様のキーボードでの弾き語り。こんなにも哀しいメロディーだったのだと、改めて聴き惚れる。途中から『Carry That Weight』も織り交ぜ、哀しさが増す。『Fool on the Hill』では会場から手拍子が。こんなにも切ない唄なのに何故? 「ジョント、ボクのタイワ(対話)」と紹介し、ジョンに捧げた『Here Today』。以前観た映画『TWO OF US〜1976年ダコタハウスにて〜』を思い出す。不仲説が絶えず流れたいたジョンとポール。そのポールがビートルズ再結成の話を持ちかけに、ニューヨークのジョンの自宅を突然訪ねるというストーリー。2人の間にもこんな1日があったかもしれない、と思わせるようなやさしい唄だった。 今度はジョージに『Something』を捧げる。珍しくウクレレでの演奏。ジョージに招かれて共に夕食を食べた後には、よく一緒にウクレレを弾いていたらしい。手拍子にドーム特有のエコーが掛かり、ひとつの楽器みたいに聞こえた。間髪いれずに始まった『Eleanor Rigby』にははっとさせられた。早々と切り替わるモニターに視覚的にも圧倒された。しかし、今度は先ほどとは反対に手拍子が邪魔に聞こえた。どうしてこんなにも日本人は手拍子をしたがるのだろうか。何か根源的なものがあるのだろうか。 『Here There and Everywhere』『Michelle』ではやさしいく伸びのある声に包まれる。メンバーのコーラスとの息もバッチリ。ドーム3日目、還暦のおじいちゃんの声とは到底思えない。それにしても僕の後ろの席の人は、ハモっているのか音痴なのか微妙な音程。多分、後者なのだがそれもご愛嬌。
再びバンド編成になり『Band On The Run』『Back In The U.S.S.R.』で盛り上がり度は最高潮に。『Maybe I'm Amazed』では鳥肌が立ちっぱなしだった。ようやくここに来て、ポールが歌っていることを心から実感できたのかもしれない。体重が100キロ以上はありそうな、巨漢ドラマーの重いドラミングがズドーンと地響きのように伝わってくる。亡き妻リンダに捧げた『My Love』でも唄と同じくらいこのドラミングは響いた。かなり好きなタイプのドラマー。 『Can't Buy Me Love』では映画『A Hard Day's Night』の映像がモニターに流れ、今との見た目にギャップと歴史を感じる。それでもかなり白熱し、当時を凌駕するような演奏だった。ピアノの静かな弾き語りで始められた『Live and Let Die』では、加速を増すと同時に大音量の花火が「ドガァ〜ン!!」と炸裂。これでもかと言うくらいに花火が打ち上げられ、演奏もその音を掻き消すかのように激しくドーム中を駆け巡る。曲が終わると、ポールが「煙い、煙い」とのリアクション。幾つになってもお茶目だ。この曲といい『Band〜』といい、こんなにも転調が多い曲なのに、ポップにまとめてしまうこの才能には見事としか言いようがない。 その盛り上がりを冷ますように『Let It Be』。涙は零さなかったものの、いつ泣いてもおかしくないほど心を揺さぶられっぱなしだった。「サイゴニ、イッショニウタイマショウ」とピアノでコードを鳴らすと『Hey Jude』が歌い出された。隣の人はこの曲を待ち焦がれていたように、小さく喜び手を叩いていた。元々、ジュリアン・レノンひとりを励まそうと作られたこの唄が、こんなにも多くの人の心を動かす。そしてドーム全体、まばゆい光の中で自然と大合唱になっていった。この瞬間を深く刻むため。 ここで本編終了。もちろん割れんばかりの歓声は収まるどころか、増すばかり。
鳴り止まない拍手の中、アンコールに応え再登場。メンバー全員「祭」のハッピを着て、まるでビートルズの来日の時みたい。ポールの奥さんヘザーも登場して花束を渡す。ゆっくりとキーボードの前に座り、手慣らしで少し弾いた後『The Long and Winding Road』を歌い出す。唄い方にも感情が込められているのが伝わる。「マダ、ゲンキカ〜イ?」と『Lady Madonna』ではポールの滑り出すようなピアノに興奮しっぱなし。 曲が終わると日本人のファン4人がステージに登場。「前日に観に来ていたノリのいい人」で選ばれたらしい。本当に羨ましいかぎり…。ヘフナーのベースを持っている人がいたのだけれど、あれは本物?それとも紙で作ったとか??そしてそのまま『I Saw Her Standing There』で1度目のアンコールは終了。ステージに上がった4人は一生の思い出になるだろうなぁ。
もちろんこれで終われるはずがなく、2度目のアンコールで『Yesterday』を歌う。ビートルズ公演の時は歓声が酷すぎて、ポールの声がかき消されたが、今回は手拍子もなく5万人が聴き入っていた。キーボードのストリングスもそれを一層引き立てる。心が表れるような唄声だった。 歌い終えて、バンドのメンバーそしてステージを作ったスタッフに感謝をする。初日のステージは前日の日米野球終了から時間のない中、徹夜で約300人のスタッフによってステージが組まれたと言う。観客だけでなく、色んな人の想いでこのステージは成り立っている。 最後にショウを締めくくるように『Sgt. Pepper's Lonely Heart's Club Band(Reprise)/The End』。これでもかと言わんばかりにポールのシャウトが炸裂。『The End』ではドラムソロに続き、ポールもギターに持ち替えて3人のギターバトルが展開される。ライブ映像では観たことあるものの、この展開に度肝を抜かれた。このバンドは演奏はもちろんのこと、コーラスもかなりしっかりしていて、本当に否の打ち所がない。世界を渡り歩くだけの力量を持っている。時間でも曲数だけでなく、濃密な2時間半だった。
東京の3日間とも同じメニューだったそうだが、用意されたアンコールも予定調和と言う感じは全くしなかった。それよりか2度のアンコールを含む、3部構成といった方が良いくらい、文句のつけようがない素晴らしい内容。逢ったことも、話したこともない古い友人に再会したようなそんなライブだった。
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2002年11月13日(水) |
さっきからあなたの目の前でおとなしく座っているだけのぼくだけど、身体の中では今たいへんなことが! |
おこっている…かも知れぬのだ。何でもなけりゃあ良いのだけど。 矢ちゃん家で夕飯をご馳走に。どれも美味しかったけど、チンゲン菜とカニカマのクリーム煮は絶品でした。その前には何故か、矢ちゃんの最近買った化粧品で僕をメイク。遊びでビューラーやったり、長髪の時三つ編みしたりするのはあったけど、ここまでのフルメイクははじめて。ファンデーション塗って、チークやってキラキラ(名前忘れた)のやって、口紅して、ビューラーして(自分で)アイシャドウして、マスカラ付けてハイ完成。口紅のベトベト感は好きになれないけど、他は違和感ない。 そして、こうやってどんどんオカマバーへ流れて行くようになるのね…。でも、矢ちゃんは痩せれば指名ナンバーワン取れるって言ってくれたわ!
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蝋人形のような顔でお好み焼きを食べるぼく。化粧後の写真は流石に載せられません…。
更新しました。っつても茜レコードの整理くらいかな。そろそろ新しい音源をアップしようと思ってます。でも、バンドの音源はもうちょっと先かな。
ロッキンオンJAPAN(ちょー久々に読んだ)のホフ・ディランインタビューを立ち読み。ホフはもう少しで活動休止に入る。どんなバンドでも休止や解散すると理由を知りたくなる。彼らの場合はケンカ別れではなく、ユウヒ(小宮山雄飛)が本気出して音楽と向き合ってみたい、またはベイビーもやった方がいいと言うことで、彼から休止を持ち出した。一方のベイビー(ワタナベイビー)は恋人に突然別れを言われたみたいに、オロオロと困っている。フラれたも同然なのに「ユウヒの気が変わって、今すぐ一緒にやりたいって言ったらすぐやる」とか「いつまでも待つ」とかそんな感じ。まるで何年か前の僕みたい…。実はユウヒが休止を一度言い出す前に、ベイビーが脱退を言い渡しているのだ。それでユウヒが説得し「また以前の友達みたいに戻れそうだ♪」なんてベイビーが思ってた2日後に休止を言い渡された(笑)、と。 ベイビーの目の前にあるミカンを、ユウヒがわざわざ取って皮を剥き、食べやすいようにベイビーの口まで持って行ってた。しかも、ベイビーはダメ人間ぶって!?自分で取れるミカンを取ろうとはしない。それがホフ・ディランだったと思う。同じ2人組みの真心ブラザーズの場合は似ているようだけどベイビーとは違い、自分で取ったミカンの方が美味いと倉持が気付いてしまったのだ。2人組みでどちらも曲を作り唄うグループって難しいのね…。ビートルズってそう言うところでもすごい。果たしてこの休止はどちらに吉と出るのだろうか。
FACTORYを今観ている。キングギドラってこんなもんなのか!?社会性があるような、ないような全然響いてこない歌詞。そんなにHIPHOP界ではすごいのか!?で、肝心のゆら帝。『ラメのパンタロン』と『考え中』のちょっとだけ。坂本慎太郎は上下とも赤でちょっとむちむち。しかし、テレビの音はしょぼいなぁ。もったいない!でも、年末のゆら帝@リキッド、チケット先行予約出来ちゃった〜♪シークレット2つとも行けなかったから、楽しみ! ポール・マッカートニー@東京ドームのチケットが届いた!う〜ん、明後日が待ち遠しい。
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今日はゆらゆら帝国@下北シェルター…はチケット取れなかったので、こっこへ逢いに渋谷パルコミュージアムウォールギャラリーへ。先月出版された絵本『南の島の星の砂』の原画展。今日はその最終日。入り口ではCoccoと文字を作った小さな貝殻が出迎えてくれた。もちろん本人は居ないのだが無料と言うこともあって、8時前に着いた時には階段に列が出来ているくらい沢山の人が観に来ていた。どの絵も黒の背景で、それに対をなすかのように鮮やかな何色もの色で人や魚や島が描かれている。どこか暗く寂しい感じは観終わった後でさえも続く。それが彼女の心の闇かどうかまでは分からない。絵本に描かれた何点かの他に『文藝2002年冬季号』の表紙にもなった女性の絵(自画像?)の大きな絵が印象的だった。
その他にも長蛇の列が出来ていて、その先頭にはこっこが直筆で描いた絵や文字の本が2冊あった。それを観るために30分ほど並ぶ。絵本の原画とは違い、いたずら書きのようなものだったが彼女の最近がちょっとだけ垣間見れた気がした。小さい魚がたくさん出てくるものを観て『スイミー』を思い出した。絵本や童謡が持つ、郷愁にも似たあの懐かしい暗闇の匂いは一体何なのだろう。 こっこが沖縄で息をし、笑って過ごしているのが充分分かった。それでも唄わずに居られなくなったら、また帰っておいで。それまで待ってるよ。
荒牧さん(現在サーバー不良のためリンク不能)に貸してもらった『百鬼夜行沙』(今市子著)が面白い。でも、3〜5巻が抜けているので、6巻でいきなり知らないキャラクターが出てきて参った。ストーリーが分からなくなるほどではないのだけど…。
購入中古CD ■井上陽水『ライブ・もどり道』
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今は11日の朝。いつ眠ったのか全く思い出せない。ダウンタウンの『ガキの使い』を観ているくらいまでは覚えているのだけど…。エアコンの効きが余りよくないので、テレビ観る時は布団にもぐりこんじゃうからダメなんだけどね。毎日、日記を観てくれているひと、本当にありがとう。今夜からはサボらず書きまぁす。
ケータイのアドレスに頻繁に迷惑メールが来るようになった。短いし、単純だもんなぁ。何か良い語呂はないかしら。
朝、早起きしてご飯を食べようと思ったら、卵を落っことして絨毯が黄身まみれ…。余計なことはよそうだなんて、また余計なことを言っちまった。
仕事のお使いで秋葉原の街を歩いていたら、ゲームのモニター画面にウルトラマンが映し出されてた。父の友人のおじさんにウルトラマン好きの子供が居たのを思い出した。随分前に一度逢っただけだけど、とても人懐っこかったのを覚えている。そのおじさんは一昨年くらいに離婚し、子供は母方に引き取られたそうだ。そうなると、これから僕と逢う機会なんてまずないのだろう。そんな事をふと思った。いろんなことを思い出し、いろんな事を忘れてゆく。
夜からリハ。新たな曲を2曲追加。しかし、今日はどうも3人のまとまりが悪く、どの曲をやってもいまいちぐっと来ない。やっぱりもっと練ってアレンジもしなおさないとダメだな。終わってからポンチにマイクを貸すために家に泊まりに来る。日本酒片手に昔話を少々。今、彼は『同じ月を見ている』(土田世紀)を片手に持ったまま熟睡中。
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4日にTBSでやっていた『超歴史スペクタクル古代エジプト夢と冒険ピラミッドとは何か!?人類史上最大の謎が今解き明かされる』(←長すぎ!)をビデオで観る。エジプトの一番大きなピラミッドは、今までクフ王の墓とされていた。しかし、内部にはじめて入った時ミイラもなかったし、お宝が隠されていたわけでもなかった。ましてや盗まれたわけでもない。発見者の勝手な思いこみや、調査不足で今の今まで来てしまった訳である。 ピラミッド自体、奴隷が作ったものでもなく、仕事がなくなった農民を救うため、国の公共事業として選ばれた者が建てた物だと言う。そこにはクフ王の夢もあった。その頃のエジプトは太陽信仰で死んで太陽神ラーと合体するというものを信じていた。そのため死後、日が昇ると共にクフ王の魂はピラミッドの中でエネルギーを放出しエジプトの繁栄を支え、日没と共に太陽に帰ってゆく。解釈ひとつでこんなにもピラミッドが全く違うものに見えて来る。
それとピラミッドはシンメトリーで出来ており「王の間」「女王の間」とされていた部屋が実は隣にもうひとつ合った。それを発見したのが吉村作治。番組の中でも少年のようにエジプトの、ピラミッドの歴史を雨宮塔子に語っていた。「考古学とは字の通り、古の人が考えを学ぶ。ピラミッドを通して人間を学ぶ」と以前出演したニュース23でも話していた。ただ、CMで味噌汁すすっていただけのおっさんではなかったのを僕は発見した。 そう言えばインドへ行った時、アグラ城に吉村作治が居た。エジプトの次はインドか?
吉村作治HP『えじぷとぴあ』
ソウルフラワーのヒデ坊とドーナル・ラニーの間に女の娘が産まれた。名前はそらちゃん。全然話したこともないけれど、何故かすごい身近な人の出産のように思えてならない。おめでとう!
購入CD ■元ちとせ『この街』 ■ポラリス『Home』
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空色 空色 空の色 藍に恋した 空の色 どこ吹く風も何のその 真昼の月を照らしてる
今日、電車の中から空を見てふと思い付いた詩。ちょっと前からこんな感じのも思いつくけど、いかんせん曲を付けられない。無理に付ける必要もないのだけれど、最近の自分で作る曲と詩がケンカでもしたかのように、お互い違う方向を向いているみたい。 ケンカで思い出したけど、僕はケンカ(言い合い)すると中々自分の方から折れることが出来ない。自分の悪いところを認めつつも、相手を必要以上に責めてしまう。いつもその繰り返し。そこからいい加減抜け出したい。
最近寒いと自然に布団にもぐり込む。そして何時の間にか寝てしまう。これから益々、寒くなるしそう言うの増えてくるんだろうなぁ…。
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2002年11月04日(月) |
だから東大出たやつは… |
昨日は午前中は家の用事。夕方からいつもの冴えない4人+まいこちゃんで荒牧さん家へ遊びに行く。お宅は多少、都心から離れたところにあるものの、ひとりで住むには充分過ぎるくらいの広さ。各部屋にコンセプトがあり、ちゃんと機能している。CDや本もきちんと種類によって分けられ、本には図書館のようにタグシールが付いている。CDの「地下(アンダーグラウンド)」の分類のところに僕が好きな多くあった。僕の音楽って…。先日から気になっていた『百鬼夜行沙』(今市子著)を貸してもらう。
実際、はじめて荒牧さんとちゃんと話してみて、話をないがしろにしないというのをすごく感じた。それと同時に人の意見もちゃんと聞く。自分と違う意見があっても、我を押し通すのではなく、自分の意見として言い切る。そこに矛盾があれば、素直に認める。当たり前のようだけど、中々出来ない人が多い。 そして荒牧さんは話す間が普通より多く空いたりするのだけど、それも気にならない。僕もよく次の言葉につっかえて矢ちゃんに「なんだよっ!」と冗談交じりに突っ込まれるのだけど、そう言う感じではない。 野坂昭如が「だから東大出たやつはダメなんだ〜」と自分が入れなかった(野坂は早稲田)のを根に持つように口にすることがあるのだけど、実際荒牧さんからはそんな印象をひとつも受けなかった。只、まわり回って、考え過ぎかなぁとは思う。
僕が最初に持っていったビール(500ml)12本と矢ちゃんが持って来てくれた日本酒、ワインもあっという間に消えた。「余っても腐るもんじゃないから…」なんて買う時思ったのだけど、それは杞憂に終わる。渋谷くんが買って来てくれたケーキも激うま。後でやなちゃんが更にビールを買って来てくれる始末(ありがとう!)。大いに呑み、語った1日だった。本当に楽しかった!
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犬や猫は寄り添いながら昼間は木陰で出会い 日暮れにあの暗闇の前で待ち合わせ夜に挑む 僕はといえば気が向くときだけ虚ろな鈍い声を あげては又、頼りない発想と心中する 『ながらの賜物』
2週間近く行方不明になっていた友達の猫、姿を確認したわけじゃないけど、やはり亡くなったらしい。犬や猫は死ぬ前に姿を消す習性があるし、家猫だったのがずっと戻ってこないはずはない。最期の方、余り可愛がってやれなかったことを悔やんでいた。それでも、その猫は愛されてた20年だったと思うよ。ご冥福を祈ります。 2年前、実家を出る時に文鳥を置いて来た。ここはペット禁止だけど、落ち着いたら連れてこようと思っていた。そう思ってた矢先に死んでしまった。何故少しでも早く連れてこなかったんだと、今でも悔やんでいる。
妹から無事ニュージーランドに着いたとのメール。飛行機には片桐はいりが同乗していたそうだ。妹は少々えらが張ってるため、以前似ていると言われたこともあったらしい。何かの縁かな。
購入CD ■ハナレグミ『家族の風景』…スーパーバタードッグのVo永積タカシのソロ作品。サポートメンバーはクラムボン、ポラリスの面々。確かにバンドとは一味違うかなりフォーキーな作り。しかし『サヨナラCOLOR』が出来て、何故これがバンドで出来ない!とも疑問に思う。バンドって本当なんだろうね。
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