明日、27日にパパが退院します。 抗がん剤の結果はまだ3週間くらいしないと 判らないという。 次回病院に行くのは6/6(木)。 この日、CTを撮る。 この結果、癌が小さくなっていれば 第2回目の抗がん剤投与の予定が 組まれる。 しかし、もしも癌が増えていたり、 転移していた場合は・・・。
それでも、家に帰って来れる事に パパさんは嬉しくてたまらない。
「もう一度、家に帰れるんだなぁ」
と嬉しそうだ。
抗がん剤は、回を増すごとに副作用が強くなり 身体が辛いと看護婦さんに聞いた。 パパさんの身体の調子をみると、今回は初回だったから 髪の毛も抜けず、爪も変形せず、指先も黒ずむ事は なかった。 けれども、
下痢・腸内細菌のバランスの崩れ・けだるさ・ 微熱・食欲減退・口内炎
はあった。 そして、髪の毛は、最初の投与では抜けないという。 回を増すごとに抜けるのだという。 「でも生えてきますから・・・」 と看護婦さん。
いや、それよりも初回の副作用も見ている側が大変 という事は無いが、本人は辛かったはずだ。 この副作用が、回を増すごとに増えるのは きっと見ている側がそのうち
「もうやめてくれ」
と、いう時がいずれ訪れるだろうと思う。
パパさんの癌は転移なのだから、 食道の癌化した細胞が肝臓に張り付いたのであって、 肝臓ガンの抗がん剤をしようしても意味がなく、 特に、パパさんが使っている「シスプラチン」と いう2つのうちの1つの抗がん剤の毒性が強く、 使い方を間違えると薬剤腎不全を起こすという。
誰か、たすけてくれ
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