2022年06月19日(日) |
最近出没しちょりまふ |
最近、毎日、芝の増上寺に出没しちょりまふ。 数週間前にたまたま行って、たまたまお昼の 法要を見ますた。 あのね、すっごくお坊さんの所作が 美しいんだわよ、あーた! 増上寺は何となく心が落ち着いまふ。 宗派違うんだけどね(^^;)
増上寺:浄土宗 ぱんちゃん:日蓮宗
いつだったか池上本門寺に行ったけど、 本山なのに全然落ち着かなかったわよ。 力道山のお墓とか見たけど、 なんか近くのグラウンドでイベントやってて ヘタクソなロック歌ってるのいて、 露天商がずら〜っとこう・・・あって。
増上寺のお坊さん、法要は特に足音を立てずに シズシズ・・・と歩いていてね、 あ、尼さんいたんだよ。 びっくりした。
いや、尼僧って鎌倉とかにある尼寺に居るもの っていう固定概念があるもんで、 だから本当にビックリした。 1人だけ袈裟の色が違ってて、 高僧でもなさそうなのにな・・・って 思ってて。 お経をあげる声聞いて、 あ!女の子だ!って(@◇@) 皆、頭を丸めてるからさ、 着てる物も着物に袈裟を付けてるしさ、 お坊さんって暴飲暴食しないから ぽちゃぽちゃのオデブちゃんっていないし、 だから見た目は判らなくって。
1人凄く信心深いお坊さんがいるんですよ。 中央に鎮座してお経を読むのは 位が高いお坊さんなんだろうけど、 時々同じ色の袈裟を着てたりするんだよ。 でも、そのお坊さんの介助をする方でね、 皆は足袋を履いてても、そのお坊さんだけは 裸足なんだよね。 でね、お経の途中で立ち上がって 後ずさりしてちょこんと正座をし直すの。 これ、介助するお坊さんは皆するんだけど。 でもね、お経の終盤で頭を下げてお辞儀を するんだけど、介助するお坊さん皆、 あんまり頭下げないの。 でもそのお坊さん、深々と平伏すように お辞儀するのね。 背中が平らなんだよ。 だから腹筋・背中・首に力が入って 水平を保ってるんだよ。 更にね、まっ平らなその背中の上で お習字出来ちゃうくらいなんだよ。 所作が綺麗だなーって思うワケ。 それが見たくて最近よく行ってます。
あとね、第二の門に「勧進 令和6年4月」って 大きな立札が立ってるんだけど、 ぱんちゃん意味わからなくてね。
今、令和4年なのに・・・って思って。 でね、ほら、歌舞伎に「勧進帳」って あるぢゃん? あれ、市川團十郎の代表作だったじゃん。 だから今度、海老蔵が市川團十郎白猿を 襲名するから、令和6年に増上寺で特設舞台 とか作って奉納するのかなーって思って。 それが令和6年4月なのかな・・・って思って。 チケットいつ販売なんだろう・・・一般人は 観れるのかな・・・って思ってさ。
その辺をほっつき歩いてた(ほっつき歩いてた訳ではない) お坊さんをとっ捕まえて聞いてみた。
「勧進帳のチケットいつ発売ですか?」
お坊さん目が・(点)でございました。 (・_・?)←こんな感じ
で、判った事。
「勧進 令和6年4月」というのは、 歌舞伎とは全く関係がなくて。 令和6年4月に増上寺のどこかを 修繕・解体・新築・補修・補強などをするため 「寄付してちょ」って意味なんだそう。 だから入り口にデカデカと道行く人に アピールしてたわけなんざんす。
いや〜、こっぱずかしかったですよ、 なんか背中を丸めてスゴスゴ帰ってきた感じ。 イケメンの若いお坊さんなら尚、 恥ずかしかったんだけども、初老に 片足突っ込んだおっさん坊主だったので 照れ笑いで終わったわよ、(ー▽ー;)
お坊ちゃん、無知でごめんね。
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