2004年02月01日(日)
スペースシャトル
なんとなくダルかったので今日はたっぷり寝坊して 外出は控えてた 1年前の今日、スペースシャトルコロンビア号が着陸まで20分ちょっとというところで乗組員7人を犠牲にして空中分解してしまった事故があった その後の原因究明で 打ち上げの際、外部燃料タンクの断熱材が剥がれ落ち、それがシャトルに当って左翼が破損していたことが原因だとされてたけど 今日はディスカバリーチャンネルでもっと詳しく解説してる番組を観た 燃料タンクの断熱材の剥離は、当時NASAでも皆が気付いてたが 離陸後、切り離す部分である燃料タンクのトラブルはよくあることなので重要視されてなかったらしい シャトルは再突入の時に先端部分と前翼部が最も高温になるので その場所には機体のほかの部分とは違う、RCCという1600℃耐性の特殊な耐熱材を使用しているそうだ で、コロンビア号の場合はそれが致命的な破損になり 再突入時の高温に機体が耐えられなくなって分解してしまった シャトルの軌道上の映像にはノート大の部品が剥がれて落ちる場面が撮影されてた あの映像、あたしもよく覚えてるケド まるで燃える大型の隕石が大量に落下してるようだった 10数年前のチャレンジャー号の打ち上げ直後の爆発も衝撃的だったけど・・・ たぶん一生乗る事になどならない乗り物だけどスペースシャトルにはある種の憧れがある 過去113回宇宙に出ているけど去年のコロンビア号の事故以来打ち上げてない シャトルの仕組みや宇宙飛行に対する問題の難しさを改めて考えてしまった |