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2009年06月22日(月) ■ |
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お城 |
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明日はお嫁にいった だれかいい方は?と いつも心配くださった伯母様や 何も言わなかったけれども 両親をやっと、これで安心させることができた
明日は寝不足のまま 腫れた目でタクシーに乗って式場に向かった 公園の砂場が見えた 子どもの頃の私がまだそこで遊んでる気がした 後部座席で揺れながら
今日の、天井を見上げてるだけの 私の事を思い出していた
でも明日は私 やっぱり式場へは行かなかった 初めから、空港へと 運転手さんに言っていたのだし それで明後日着いたのが、南の海に浮かぶ島
水着を持ってなかったので、とりあえず 砂浜で山をこさえて トンネルを掘って遊んだ 手をつっこんだ 向こう側につかめるものは、なかった 途端に崩れた
肩まで砂だらけになった腕を 引っこ抜いた 仕方ないよ さあもういちど作りあげよう さっきよりも大きく 壁も窓も、装飾、展望台付きの 頑丈なお城を
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