妄言読書日記
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2002年08月12日(月) 『ライジングインパクト17』(漫)

【鈴木央 集英社ジャンプコミックス】

打ち切りですねぇ。
私、自分が読んでいるジャンプ漫画が打ち切られるのって初めての経験です。
ジャンプ漫画を読み始めたのが最近ですから。
しかし、打ち切りって酷いですよねぇ。
ジャンプはよい作品を生み出す気はさらさらないんでしょうか。
作家を育てようとか。
ないんでしょうねぇ・・・。馬車馬のごとき。
だから、どれもこれも同人で当たらなければブレイクしない。
そんなん、いい作品じゃない。
二次作品で顧みられなければ面白みがないなんて、そんなの一つの作品としての完成度は低い。

まあ、でもジャンプはずっとこの方針でやってきたわけですから、そこでデビューしてやろうと思ってデビューできた、幸福(と言うのかなんなのか)な漫画家さんたちは、めげずにがんばってください。
苛酷な週刊ジャンプで勝ち残る自信が、多少なりともあったのでしょうし。作家に同情はしません。

同情されるべきは中途半端を読まされる読者の方…。

ライジングはこの辺りで打ち切りが妥当だったんでしょうねぇ。
これ以上のばしても盛り上がりそうもなかったですから。
ただ、もう少しガウェインの家庭の事情を、詳しく描いてもらいたかった。ひょっとしたら、作者も描きたいと思っていたかもしれないですが。

それぞれのキャラのその後が笑える。
特に東堂院。
いや、やっぱり全員。
ツッコミどころあり過ぎてもう何が何だか。
鈴木さん、壮大なオチをありがとう。
次の連載が取れればよいですね・・・・。



蒼子 |MAILHomePage

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