妄言読書日記
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※ネタバレしています
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2002年08月27日(火) |
『怪人二十面相対明智小五郎』(ドラマ)『WAILDADAPTER1・2』(漫) |
【原作:江戸川乱歩】
異例のドラマ感想。 あまりに、いいたいことが山ほどだったので! 二時間、憤慨で目眩がした。でも最後まで見る。
期待してはいなかったですよ。勿論。 どう見ても、田村正和は古畑にしか見えないし、ビートたけしがマント翻して走る様は、どうしてもタケちゃんマンとしか思えなかったし(私より若い世代は知らないんじゃ・・・。ひょうきん族のこと) 二人とも好きなんですよ。でも、明智小五郎と二十面相としては絶対に駄目!!
この二人は事前に知っていたから、いいんですが、何よりびっくりなのが、小林少年の素朴さ。 普通だ・・・めちゃめちゃ普通の少年だ・・・・・・・。小林少年が紅顔の美少年だということは面白いくらいに無視。少年の十八番が可愛い少女への変装だってことも無視。確かに女装してましたけど!それに、それほど変では無かったですけど!! よほど西村雅彦の息子役の子の方がきれいな顔だった・・・。
それでもいいんです。どうせ納得のいくキャストなんてありはしないんですから。 ストーリーがっ。セットも!!なんて、陳腐なの!!コントでしょ!?コントなんでしょ・コレ!!!冒頭の西田敏行は絶対に、博士コントだったってば!! 二十面相にそんな過去はないし、二人にそんなけったいな確執もない!!(はず) もっと、スマートな対決をしてくれ。 文代さん、二十面相のとこに行っちゃったよ!?え・えええ〜? (文代さんは明智小五郎の奥さんです。原作では) 二十面相は人殺しも絶対にしないのよ。
陣内孝則版でもけっこう、不満だったけれど、今思えばあれが一番よいできだったんだなぁ・・・。 こんな出来なら、ドラマ化なんてしないで欲しい。原作知らない人には絶対に見てもらいたくない。
私の中で重要な位置にある作品なのでつい熱が入ってしまうのです また、読み返そう。大分忘れているわ。
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【峰倉かずや Charaコミックス徳間書店】
なんでかわからないけれど、読んでしまう峰倉作品。 荒磯高校を読んでいたので、じゃあ読むか〜と。 商業作家が自作でパラレルやるか?しかし・・・。 まあ、峰倉かずやだし(なんとなくそれで納得)
ビューティ時任、ラブリー久保田は健在ですか。 よもやこのセリフを継続するとは。 そしてDice12話、思わせぶりネタも引き続き。やれやれ。 ええけどな。別に。
二巻読み終わって、三巻いつ出るかな〜と思ったところを見ると、けっこう好きなのかもしれない。 このシリーズ遅いので早く出て欲しいです。
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