妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年09月08日(日) |
『くものきれまに』『きりのなかで』(絵)『ブラックジャック1・2』(漫) |
【作:木村裕一 絵:あべ弘士 講談社】
この絵本、各巻の帯、著名人の感想文が的外れで余計だ。
と、私が言うな。 的外れどころか冒涜にもほどがある。
そんなわけで、今回もどきどき。 メイとガブは、お友達なんだよ・・・。お友達なんだってば!! と一生懸命自分に言い聞かせなければならないのが悲しい。 でもね、この二人、じゃなくて、二匹は誰がどう見ても恋人みたいに見えるらしいので、私が殊更オカシイわけじゃないようです。
「やっとわたしたちだけになりましたね」
メイ〜〜(鳴いているわけではない) お友だち同士は言わないよ。そんなセリフ。 そりゃ、ガブもどきどきするさ(どきどきしたのは別のセリフ)
「いまは ヤギの にくじゃなくて・・・・・ ヤギが・・・・すきなんす。」
ヤギじゃなくて、メイが好きなんだろーっ!! タプのこと食べようとしてたじゃないか〜
「すごくかわいいやつなんすよね。あいつ」
ガブ、メイにべた惚れのようです。
ここまで書かれて普通に読めなんて無理です。私には無理です。 あと二冊。 最終巻の「この友情はもう誰にも止められない・・・」ってのがかなり気になります。本当に友情なのか!?友情じゃないんだろ!(逆ギレ)
弟も楽しく読んでいます(駄目だこの女…)
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【手塚治 秋田文庫】
かの名作を今頃読む。 読んで、いかに知らなかったかを知る。 そうか、そうだったのか。 ブラックジャックって、ゴルゴみたいに完全に謎の人物だと思ってたら全然そんなことはないんですね。 ぽつりぽつりと過去の話しが出てくる。
動物ネタに弱い私は、やはりシャチの話しで涙なのでした。
これは読んでおかなければ駄目だと改めて実感。
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