妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年09月28日(土) |
『敬虔な幼子』(絵) |
【エドワード・ゴーリー 訳:柴田元幸 河出書房新社】
あまりに純粋で清らかな魂が、汚れたこの世から昇天するまでを独自の手法で描いた傑作
確かに、そういう話しではありましたが、どうも・・こう、それだけじゃなく、もっと皮肉めいたものが隠れているような気がしてなりません。 その辺の納得できなさは、柴田氏のあとがきにもかかれていて、全くその通りだと思う。 なんだろ。この読後感。 あれ?っていうような。 確かに敬虔な子どもではあるのだけれど、んー・・・。
きっと何回読んでも、「んー・・・」って頭を悩ませる作品なんだろうな。
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