妄言読書日記
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2002年09月30日(月) 『ブルーマスク』(小)

【菊地秀行 詳伝社文庫】


菊地さんらしい、ラストだなー・・・・

次巻につづく

えっ!?
すいません。一冊で終わりだと思ったのは早とちりだったようです。
よく考えてみれば、メフィストとか屍さんがどうなったかわかりませんものね。

魔界都市新宿シリーズでは一番、魔界都市ブルースのシリーズが好きです。
なぜなら、オールキャラ出てきてくれるから。
メフィストだとなぜか、せっちゃん(せつらです)出てこないんですよね。
屍さんと初対決だったのか。なんだか意外だ。メフィストシリーズではいっぱい出てきたから、こっちにも出ていると思っていた。
こちらの屍さんの方がかっこよいと思うのは気のせいだろうか。
でも、刑事で好きなのは、朽葉さんだったり・・・。マイナーだけどいいんだよ。メフィストだって認めているよ。彼のこと。

初対決ながら、お二人なんだか仲良さそうでしたね。
いいな。このツーショット。また見たいです。

魔界都市新宿いいなあ。住みたくは無いですが。
現実の新宿よりはるかに魅力的な都市です。
なぜなら魔界都市新宿だから、の一言で全て片がつくその圧倒的説得力が素晴らしい。
それと似たので、秋せつらだから、とか、メフィストだから、とか。
この二人、魔界都市の化身扱いらしいから、納得の扱いですね。

今回、せっちゃん京都に行きましたね。軽く驚きました。
新宿を出てくることがあるんだなぁ、と。新幹線か?
わー・・・。せっちゃん新幹線とか、公共の乗り物似合わないなぁ。でも時々乗ってるんですよね。
乗り合わせた客、卒倒。一目拝みたいような怖いようなその美貌。

今作、キャラ多すぎて焦点がつかめていないです。
完結した時に分ると思うのですが。
菊地さんの長編はおおむねそういう傾向。



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