妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年10月01日(火) |
『ダレン・シャン6−バンパイアの運命−』(小) |
【DarrenShan 訳:橋本恵 小学館】
何から書いてよいのやら。 痛くない巻はないんだろうか・・・。
やはり今回はカーダについて言わなければならないだろう。 カーダ・・・・・ 駄目だ。泣けてくる。 何を語ろうにも、もう、やりきれないと言うか胸ふさがれるようで。 一番好きだったと思う。カーダのこと。 ああ・・・。 もう語るまい語るまい。
ダレンはいきなり試練の続きか?という冒頭。 だから読んでいて痛いんだってば。 ついに森の中で裸生活。 狼少年ダレン。 どこまで落ちていくダレン。
落ち方も凄まじいが上り方も凄まじい。 いきなり元帥昇格。 そりゃちょっと・・・・。 と、つっこみかけて、これが児童書だということを思い出す。 んー。子どもはいいなぁ。いい本がたくさんだ。
エラが、まさかのお亡くなりに。 人が死なない巻はないのか。ダレン・シャン。 辛い。辛いよ。 クレプの 「ああ、さびしい。さびしくてさびしくて、たまらんのだ」 というセリフが胸に響きます。
本当に辛い巻だった。 どこもかしこも悲痛でならない。 これから先もやはりこんな感じなのか? せめて、ダレンに人間のお友だちを作ってあげて欲しいのですが・・・。
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