妄言読書日記
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2010年01月27日(水) 『猫を抱いて像と泳ぐ』(小)

【小川洋子 文藝春秋】

チェスは好きなのですが、やる相手がいなくて一向にルールが覚えられません。
無駄にチェスセットは2つ持ってるんですが。

作品全体に漂うチェスというゲームの詩的な美しさ。
私もマスターや老婆令嬢とチェスしてみたくなりました。

小川洋子は人の気がつかない孤独に気がつく人ですね。
そこが作品の優しさであり哀しさに現れているように思います。



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