妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2010年05月04日(火) |
『アリス・イン・ワンダーランド』(映) |
【監督:ティム・バートン アメリカ】
白状しておくと私はアリスは好きなんだけれど読んだことはないんだなぁ。 でもね、このアリスはうーん・・・と思いました。
2Dで見ましたけれど、アリスの自立というのがテーマで、自立した女性になるのは結構だけれど、自立の先が結局実業家なのかぁというのがなんかがっかりしました。 あんだけ不思議体験しといて実業家かぁ・・・と。 ま、時代的に冒険家に近い職なのかもしれないけれど。
アリスだとしても、バートン映画だとしても、全体的に狂気の度合いが薄くて、帽子屋なんていったいどこがマットなのか。それならジャック船長の方がよっぽどマットじゃないか、と。 そんな意外とまともなアンダーランドの住人達のなかで、白の女王だけがどこかオカシイ。とてもよかったです。
チェシャ猫がふわふわして凄い可愛い。
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