妄言読書日記
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2010年06月20日(日) 『モテキ 全4巻』(漫)

【久保ミツロウ 講談社イブニングKC】

『トッキュー!』とはうってかわり(原作つきじゃないからというのもあるが)、モテない男子が急にモテ始める話し・・・ではない。
20代最後のちょっとした成長物語ですねぇ。
なんかもういちいち痛いわ。
幸世に全面的には共感しないけど(男女差あるし)、あぁまぁ、そういうこともあるよねぇ・・・・と。
登場する女子たちも、けっこう一癖二癖あり、その辺のリアリティはやっぱりミツロウ、こんなんでも女子だな、と。
1巻の巻末でうっかり騙されかけたというか、今までが騙されてたの!?と思いかけたけど。
いや、トッキュー時代からコレ本当に女子が描いてるのかなぁと疑惑だったので。今回の作品も、やっぱりよく女子が描けたもんだな、とは思いましたけど。

ラストはすっきり!という感じではないけど、これくらいの進歩がリアルなんだろうな。
この後も、きっと幸世はふらふらしてるし、仕事も相変わらずないんだろうけど。
・・・この後にやってくる、30代編が一番悲惨なんじゃ。

オム先生がどんどんプンプンになってて怖かったよ。
あんなにまるごとプンプンで大丈夫か、と思うけど。いいのか。

あと、タイトルはみんな歌の題名なのかなぁ。いくつかしかわからないんだけど。



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