妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次|前のページ|次のページ
【司馬遼太郎 講談社文庫】
久しぶりにしばりょうを読んだなぁ。 戦国時代を題材にした短編集ですが、前半の3篇は読んだのが2〜3年前なので記憶がないです。 読むと片っ端から忘れるたちなので。 そんなわけで、覚えてるところだけ…。 女が絡む話しはいまいちだな、という印象。
「雨おんな」 この時代の感覚だとそうなのかもしれないが、どっちの男にもあまり魅力を感じず。
「一夜官女」 しばりょう的ロマンチックなんだろうなぁ。
「侍大将の胸毛」 上に同じ。
「割って、城を」 古田織部の話し。織部といえば『へうげもの』ですが、こちらの織部の方がしっくりくるなぁ。 自分で価値を作り上げていく傲慢さとか。
「軍師二人」 後藤又兵衛と真田幸村。西軍についちゃったばっかりにねぇ・・・としみじみ思う。立てるべき主君がいないのは不幸だなぁ。 私が関ヶ原以降があまり好きじゃないのは、西軍があまりにダメだからだと思う。
|