妄言読書日記
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2010年12月21日(火) |
『プリーズ、ジーヴス 2』(漫) |
【漫画:勝田文 原作:P・G・ウッドハウス 白泉社】
1巻の時は、原作の忠実な漫画化だなぁという印象で、正直可も無く不可も無くだったのですが、2巻になって勝田先生がバーティ、ジーヴスをものにしたな、という感じがひしひしと。 テンポもよくなり、漫画になった甲斐もあるというもの。 1巻の感想が、goodならば、2巻はgreat!とでも言いたい。 先生おみごとです。
今回は、ジーヴスが初めてウースター家にやってきた話と、ジーヴス視点の話しが入ってます。 どっちも原作で好きな話し。 特にジーヴス視点の時のバーティは超絶可愛いな!どうなの、子犬のように震える若主人!! 愛らしいなぁ。 ジーヴスはドSだしなぁ。英国って凄いなぁ。 執事ってもれなくS属性なんだな。 伝統?そうなの?
ジーヴスが若主人との二人の生活を守るためならなんでもする、というのがよくよくわかる巻であります。 がんばれバーティ、いろいろと。
巻末、短編小説も収録されてます。小説、漫画と二度楽しめるジーヴスシリーズは素敵ですね。
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