妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
目次前のページ次のページ


2011年12月12日(月) 『うっかり戦国4コマかいこ 1・2』『Stranger』『蛟竜 風雲児黒田如水伝』(漫)

久しぶりに漫画の感想も……。相変わらず読んではいるんですが、書くの面倒で全然書いてないです。

【久川ちず 新書館】

WEB漫画の単行本化なので気になる人はWEBで見てみるとよいかと。
家紋の擬人化って書いてるけど、家紋がキャラデザの元になっている(読者的にはどの変なのかわかるのもあるしわからいのも多々)というだけで、普通に織田家とか豊臣家とかそれぞれにキャラあります。
本当に戦国武将好きで色々調べてるんだなーというのがよくわかって楽しい。
キャラデザに特徴があるけど説得力はある。
私はもちろん黒田家が好きです。うっかり官兵衛。

【琥狗ハヤテ プランタン出版】

全くBLだとは思えない表紙で、普通にウエスタンな内容に見える。
まあ、読むとBLだったけど。
絵が好き。
見た目ほど骨太な内容じゃなくさらっとしてましたが、主人公二人かわいかったからいいかな。

+++++++
【横山光輝 講談社漫画文庫】

三国志は吉川英治の三国志を元にしてたけど、これも吉川先生のを元にしてるような気がしました。
官兵衛が織田につくつかないもめてる時代から、荒木村重が謀反起こす直前辺り(つまり監禁すらされていない)までという短い期間の話し。
ここだけ見るととんだイケメン有能軍師です。いや、有能なんだろうけど、官兵衛は。
ならタイトル、如水ってつけるなよ、と思わなくもない。
あとここの時代だけ切り取って「チャンスに会わず、志もとげられず、恵まれない英雄であった」と言われても全然説得力ないので、あらすじ説明間違ってると思う。
ま、もっと先の時代まで描くつもりだったのかもしれないですけど。
読みやすくていいんだけど、なんだか不完全燃焼な短さでした。



蒼子 |MAILHomePage

My追加