妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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【乾録郎 朝日新聞社】
『忍び外伝』の続編というわけではなく、今回は武田と諏訪の因果を絡めつつ、今回も一応伊賀忍者。 時代小説というか伝奇物なのは変わらず、外伝よりちょっと血なまぐさく、複雑になったかな。 武田軍師、山本勘助が外法を使う不気味な人物。川中島では死んでいないという設定で、最後まで読むと正体が。 相変わらず夢と現が入り混じって、今回は時間も関わりわかりにくいかも。
主人公の小梅の幼馴染、山茶花と桔梗の使い方がいまいちな印象。 今までの作品から比べると登場人物が増えて、使い切れてないかなぁと。
ラスト小梅の子が佐助ってところで、ちょっと感動。
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