■□未完BOX□■

2003年06月02日(月) スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス

トッキーはやはり去ってしまわれました。

ケータイでキャスト見てショボンとしながら、帰りにふと立ち寄ったレンタル屋で思わず借りてしまったDVD『メリー・ポピンズ』

実は、私にとっての「ミュージカル」初体験はこれだったりします。
かなり小さい頃に、TVでやってたのを見たんだっけか。
だから、ストーリーとかほとんど覚えてなかったんだけど、なぜか子供心に「大好きだった」記憶がありました。

で、今日たまたま発見してしまったので、うっかり借りてきましたよ。会員証切れたまんまだったのに。(レンタルは返しに行くのがめんどうで、めったに借りない…)


いやぁ。感動しましたね。


子供の頃の朧げな記憶だけだし、有名な「チム・チム・チェリー」と「傘で空を飛ぶ人」くらいしか記憶なかったんですが。
なんというか、今見ても、笑いとジーンと心に染み渡る感動が味わえるとは。
めちゃ小さい頃に好きだったくらいだから、てっきり”子供向け”な内容だったんだろうと思ってたんですが…。大人でも楽しめます。
むしろ、小さな子を持つお父さんなんて、泣けてくるかも。(「父親って孤独なのさ」とか、思わずうなずいてしまうと思うよ)

そういえば、乳母の”メリー・ポピンズ”がやってくるお話だというのに、どうして一番有名な曲が「チム・チム・チェリー」(言うまでもなく、煙突掃除屋さんの歌)なんだっけ…って思ってましたが、観れば納得。

とても重要なポジションを占めてました。っつーか、”バート”(ある時は街の絵描き、またある時は煙突掃除屋さん、最後なんか公園で凧売ってたり…アンタ何者!!?/笑)がいい味出してます。

星と鳥と煙突掃除屋さんだけが知っている「ロンドンの素晴らしい眺め」に感動。直後の煙突掃除屋さん仲間総動員のダンスシーンも、見た瞬間「あ、このシーン覚えてる〜」って記憶が蘇る。
メリー・ポピンズと一緒に絵の中に入ってメリーゴーランドに乗って競馬に参加するシーンも(この辺は実写とアニメの合成で、かなりかわいくて良いカンジv)なんとなく覚えてました。

40年くらい前の作品なのに、今の日本でも十分共感できる素敵なお話でした。
最後のオチも、なかなか心憎いです。

ただ、「義足のスミス」のお話ってそんなに笑えるかなぁ??という、感性の違いをちょっとだけ感じましたが。そこはかとなく、そのジョークの言わんとしている事がわかるようなわからんような…。

あらあら。イキオイのまま心に思ったことそのまま書きつらねてしまいました。(あとで自分で読んでもワケわかんないかも)


「チム・チム・チェリー」良い曲だなぁ。「2ペンスを鳩に」とか良い曲がいっぱい。
今回の日記のタイトルは、メリー・ポピンズが歌う歌(長いタイトルだ)なんだけど、「困った時に口にすると気分が良くなる言葉」(特に意味のない”おまじない”の言葉らしい)だそうです。

やはし「ディズニー」は凄いな。40年前にこんなん作れるなんて…。

Myベストミュージカルかも。
っつーか、つくづく自分はこんなん好きなんだなぁと。


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猫野マリ [MAIL] [HOMEPAGE]

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