現実から逃れたくてあたしは筆を走らせる。「もういやだな」と思ったとき手が伸びるのは薬とお酒でやっぱりただの現実逃避だと笑う。優しい友達を妬む自分が嫌いで連絡をとらない。人見知りが悪化して初対面の人の前だと思考も体も固まる。そうしてあたしはゆっくりヒトリ になっていく生きていてごめんなさい。誰にも気づかれないようにひっそりひっそり呼吸するから。ごめんなさい。