Sports Enthusiast_1

2002年06月01日(土) がんばれアイルランド

日本におけるサッカーW杯の開幕戦、アイルランドVSカメルーン。結果は1−1の引き分け。試合経過としては、前半は圧倒的にカメルーンの優勢、アイルランドはこのまま押し切られるのかと思ったところが、後半7分、ホランドのミドルシュートで同点に追いつく。さすがしぶとい。アイルランドはご存知の通り、中心選手のロイ・キーンが監督と衝突したとかで戦線離脱、日本でいえば、ヒデが抜けたような状態での本戦突入である。
私はアイルランドを応援している。理由はいろいろあるけど、一言でいえば、この国に親密さを感じているからである。アイルランドは予選で好調だった。とくに強豪オランダを撃破しての二位(一位はポルトガル)である。予選の調子を維持していけば、大会の予選通過も不可能ではないけれど、それも、ロイ・キーンがいての話だった。ところがところが、アイルランドは強い。まず、体力・スピードが終盤にきても落ちない。ロイ・キーン不在を感じさせなかった。
いい試合であった。両方ともミスがない。後半からやや引き分けを意識した展開のようにもみえたが、とりわけ、守備の良さが光った。
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次の試合、ドイツVSサウジアラビアは8―0という大差でドイツの勝ち。これは実力の差というより異常である。アジアのレベルは低いと言われているが、この点差ほど低いとは思いたくない。ただ、解説者が指摘していたように、プレスがなく、しかもボールのでどころにチェックを入れないようなサッカーでは欧州勢に通じない。戦術、とりわけ、守備の意識のないサウジアラビアというチーム、リーグ戦全敗は避けられまい。
ドイツはけが人が多く調子もよくない、と聞いていたのだが、この試合だけではわからないけれど、この勢いで予選を突破するかもしれない。


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tram