アズ―リーが負けた。相手はクロアチアである。古代、バルカンの住民はローマ帝国の傭兵として帝国のために戦ったというが、この試合、まさに傭兵の叛乱である。 ゲームは前半、そして後半の立ち上がりからイタリアが優勢、ビエリが先制ゴールしイタリアペースかと思われた。ところが、クロアチアが持ち前の馬力で徐々にイタリアを圧迫、ついに、1点を返すや間髪をいれずにラバイッチのビューティフルゴールで逆転。体力と馬力が精密機械を粉砕したような展開となった。イタリアも惜しかった。後半終了間際のトッティのFKがゴールポストに、ロスタイムにはゴールと思われたシーンがあったが、副審のアピールで反則に。 このグループも混戦模様。メキシコも含めて三つ巴。予想ではイタリア、クロアチアとしたのだが、ここも怪しくなってきた。
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