FIFA会長が今回のW杯を「最高の大会ではなかった」とコメントしたそうだ。試合内容については確かに全試合が満足のいくようなものでなかったかもしれない。 理由はやはり日程的な問題だという。欧州各国のリーグ戦、カップ戦が終了して間もなくW杯に突入し、コンディション調整がうまくいかない選手が多かったらしい。気候的な問題は世界大会なので理由にならないが、サッカーという競技は選手の消耗が激しいものだけに、かわいそうな面もある。主力選手にけが人が多くそれがチームの成績に影響した。選手層の厚い国(チーム)が勝ち残ったということか。 審判問題も課題として残った。審判制度に問題があるという。サッカーがそれほど盛んでない国の審判を重要な試合に登用して失敗したというのが結論のようだ。 W杯はオリンピックと違うのだからプロフェッショナルを徹底するという方向でいいのだろう。
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