| 2002年08月07日(水) |
やられたら、やりかえせ |
きのう、久しぶりにプロ野球、読売VS横浜を見た。それはビデオで再現された場面である。横浜の投手が松井の頭めがけてビーンボールを投げ込んだのだ。幸い松井はそれをよけたが、なんたる投球か。幸いにして頭部に当たらなかったが、結果オーライにすぎない。サッカーなら足の裏を見せたタックル、足を必要以上高く上げたタックルは即刻退場である。 テレビ解説者はその投球についてこの投手を非難しない。どころか、あたかも危険球が投球術であるかのようにコメントしている。あきれるばかり。 打者に踏み込ませないために内角を攻めるのはいい。が、その投球は絶対に頭より低くなければいけない。松井は日本のプロ野球の逸材である。いや、逸材であろうとそうでなかろうと、打者の頭部への投球は絶対にあってはならないのだ。お互いプロの選手、生活をかけているのである。実力でプロの世界から退場するのはいたしかたないが、故意の危険球で選手生命を失ったとしたら、投げた投手の責任はあまりにも重いのである。刑事の傷害罪、民事の生活保障は免れまい。 さて、審判(コミッショナー)が何もいわないのなら、読売の投手は断固、報復の危険級を横浜の投手もしくは捕手、あるいは主力打者の一人に投げ込み、反省を促すしかない。だが、読売のお嬢さん野球にそれを望むべくもない。読売投手には味方の主力打者を守ることがきないのである。 ところで、この危険球を指示したのがだれかは、はっきりしている。横浜の監督に違いない。私はいまの横浜の監督が大きらいである。理屈ばかりでバントを多様、野球からスポーツの要素を除いたような作戦ばかりの監督なのだ。スポーツが肉体と技術のせめぎ合いであることを知らない。だからスポーツマンシップと隔たる指示が出せるのだ。そんなヘボ監督に率いられた横浜は最下位に低迷している。当たり前である。こんな危険人物は、はやいとこ、球界から去ってほしいものだ。
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