サッカーJ1の名古屋vs清水をチェック。ポイントはもちろん傷心の三都主、不調の戸田、市川といった清水の代表組の動向だ。もう1つは、名古屋に入団した、オーストリア代表のバスティッチ。オーストリアのサッカー事情はまったくわからないのだが、その現役代表選手がどんなプレーをするか楽しみだった(オーストリアは、先のW杯で予選落ち)。 結果はホームの名古屋が3−0の圧勝。清水の代表組はプレーにキレがない。市川はそこそこであったが、戸田はまったくいいところがない。 それに比べて名古屋は、注目のヴァスティッチ、さらには、ウエズレイの海外選手が大活躍。海外組の実力をみせつけた。ヴァスティッチは、スピードはそれほどとは思わないが、堅実で期待が持てそう。30メートル超のフリーキックをゴールするなど非凡さをみせた。オーストリアは欧州でもまれている国なのだろう、代表選手の力はもちろん、ワールドクラスの一級品だ。名古屋のもう一人の外国人、ウエズレイは、ブラジル代表経験はないが、日本国籍をとったら即座に代表FWの座を得てしまうほどの好調ぶりだ。 さて、プレミア入り寸前で契約がならなかった三都主は、日本〜イギリスの往復でコンディションがいま一つなのだろう、代わってすぐの1プレー以外、まったくサッカーにならなかった。回復には時間がかかりそうだ。 Jリーグの第2ステージ、名古屋は優勝候補かもしれない(次節から、ヴァスティッチは欧州選手権予選出場のため名古屋を離れるという。この選手抜きでどれくらい名古屋が戦えるのかという疑問はないわけではないが・・・)。
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