Sports Enthusiast_1

2002年09月09日(月) さすが。

東京ヴェルディが好調である。第2ステージ負けなし。きのうテレビで対神戸戦をみた。東京ヴが2−0で勝ったが、はっきりいって、エジムンドの個人技で勝ったようなもの。若手がボールをとるとすぐ、エジムンドに渡し、そこからチャンスが生まれるパターン。大昔のラモスと同じだが、エジムンドのほうがシュート力、突破力があり、破壊力が違う。さすが元ブラジル代表である。コンディションも良さそうだし、本領発揮といったところだ。
しかし、このパターンでJリーグを勝ち抜くことはおそらく、難しいだろう。まず神戸の守備がお粗末である。解説者も指摘していたとおり、前半でエジムンドの卓抜した力がわかったのだから、後半はマンマークをつけるべきである。エジムンドがペナルティエリアに入る前につぶさなければ、東京ヴのチャンスが広がるばかりである。
ただこれから磐田や鹿島、名古屋と当たったとき、どうなるか。鹿島ならば本田、磐田なら名波あたりがつく可能性が高い。そうなると、エジムンドの機能が低下し、東京ヴの組み立てができなくなり攻撃力が削がれてしまう。相手の守備陣がエジムンドに集中したスキをついて、中盤から前でスルーパスがだせたりゴールも狙える選手がいるかどうか。きのう見た限りでは、東京ヴには見あたらないようにも思える。
エジムンドと組ませたい選手といえば、私の趣味ではもちろんルイス・フィーゴに決まっているが、ちと実現の可能性はないな。奇跡が起きて実現したとしても、けんか別れで終わる可能性の方が高いか。


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tram