Sports Enthusiast_1

2007年06月22日(金) 代表の席は・・・

代表の扉は、中田英のみならず、カズにもゴンにも開かれている。極論すれば、この「私」にも。

オシム代表監督の「中田英待望論」は、スポーツ新聞の捏造記事に近い。スポーツ界に話題の乏しい雨の金曜日、スポーツマスコミの大げさな報道に、驚いた人も多かったのではないか。中田英が代表に復帰する?

オシム代表監督は、中田英に敬意を表した。このことは、外国人であるオシム氏が、日本人全体に敬意を表したものと考えられる。オシム氏が日本を代表するサッカー選手の一人・中田英を貶める発言をして得るものはなにもない。多くの日本人は、中田英を世界の一流選手の一人だと信じている。中田英は日本人の誇りなのだ。

シニカルに言えば、中田英は、「日本の」ペレ、マラドーナであるが、ペレ、マラドーナと同じ力があるわけではない。オシム氏が外国人記者クラブで語ったと報じられた「中田待望論」を、まさか、本気で信じた人いないとは思うけれど、念のため、説明をしておいた。

さて、中田英を媒介として、現在の日本代表をどう考えたらいいのか――オシム代表監督は、次のような問題点を示唆したものと貧者は考えている。いまの日本サッカー界には、�|翕脹僂里茲Δ法�欧州の強国のリーグで活躍できる実力者はいない、��中田英のように、経験豊富な選手がいない、�C翕脹僂里茲Δ法▲蝓璽澄璽轡奪廚鬚發辰秦�手はいない、�っ翕脹僂里茲Δ法⊂,舛砲海世錣訌�手はいない、�ッ翕脹僂里茲Δ�・・・

オシム氏が代表監督の肩書きで、こんなことを口にすることはできない。代表監督は、与えられた戦力で戦わなければならない。日本には、ロナウジーニョもクリスチャンロナウドもカカもいない。中田英は引退してしまった。

中田英引退後の日本代表の置かれた状況とは、ペレやマラドーナが引退した後のブラジル代表やアルゼンチン代表に似ているかもしれない。ただ、レベルは全然違うけどね――オシム代表監督は、そう言いたかったのかもしれない。さらに、中村俊輔を持ち上げる日本のスポーツマスコミに対し、中村は中田英の代役ができないことを暗示したかったのかもしれない。

さて、そんな状況で日本代表監督を引き受けたオシム氏は、日本代表の目指す方向を定めた。それは、豊富な運動量(走力)、タッチ数の少ない早いパス回し、前線からの守備(プレス)等々であろう。このことは何度も、このコラムで書いてきたので繰り返さない。

サッカーはスポーツ。当たり前だけれど、人間がやる団体スポーツ。チームの中心となれる選手とそうでない選手がいるということだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


tram