人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年12月10日(火) クリスマスのもうひとつの意味

街のイルミネーションが眩しすぎ。

私には、クリスマスに男と過ごした思い出がない。強いて言えば、お父さんがいたくらいだな。
なぜか過去、男がいてもクリスマス前に別れていた。なので、クリスマスは家族、もしくは女友だちと過ごすことばかり。

現彼と出会ってから、今年で3度目のクリスマスになる。
1度目は彼に片想いしていた。2度目である去年は平日だったので彼の仕事の都合で無理だった。3度目である今年も、平日。お互いに仕事があって、会えない。
比較的、有給のとりやすい職場なのだけれども、乳幼児健診や高齢者自立支援事業等の行事があるとよほどのことじゃない限り、諦めざるをえない。残念ながら今年のクリスマス前後には『クリスマス会』というものがあって、高齢者と幼児と集う予定になってしまっている。

遠距離恋愛の弱いところは、こういうところだ。近くに住んでいれば、せめて1時間以内に会える距離であれば、イベントの日の夜に「ちょっとだけ」と顔を見ることもできるだろう。
だけど、私たちは片道3時間以上の時間と、万単位の移動費がかかる。「ちょっと会う」ことなんて、できない。

だけど私、クリスマスなんて本当はどうでもいい。確かに12月25日という日に、彼といたいけれど、それは、クリスマスのためなんかじゃない。
12月25日は、私の誕生日なのだ。

別に、誕生日に男といなくてもいいじゃない、と言われればそれまでだけれども。でも、誕生日というものは、生まれたときからその人にとっては特別な日であって。例外なく私にとっても、大事な日であり。

だから、いつか、いつかは、きっと。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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