人生事件
−日々是ストレス:とりとめのない話 【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】
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まさか、あなたが結婚していただなんて…状態。
役所の人で、ちょっと素敵な人がいた。年の頃は30代前半といったところだろうか。やさしげで、たおやかで、めがねがよく似合う人だった。だけど。 結婚していた。お子さんもいた。同僚の話では、20代の半ばでさっさか結婚したそうな。やっぱり、素敵な人はすぐに売り切れちまう。
うちの父は、我が彼のことを「悪い男」と評した。年端も行かぬ子ども(とはいっても、当時22歳)に、離婚歴のことを話し、親権を元嫁とられたことを話した。それを、「ずるいこと」だと、「アンフェアなこと」だと言った。同情で付き合っているのではないのかともいわれたが、すでに同情だけで付き合える期間は過ぎてしまっている。 それに、恋愛にフェアもアンフェアも何もないと思うのだが、娘のことを大事に思う父としては、それはとても許しがたい行為であったようだ。
だったらなんだ、父よ、彼はそれを黙って私と付き合っていればよかったというのか?
そんな大事なことを彼が黙っていたと知ったら、それはそれで怒り狂うだろうに、告げてあったらあったで怒るなんて、なんて理不尽な。
聞かれたから、元嫁さんが彼より7つ年下だったことを言ったら、それはそれで今度は「若い女が好きなんだな」と締めくくられるし。男って言うのは、結構な割合の人が年下好きなんじゃないのか? 父よ、あなただって現に4つ年下の女性をめとっているじゃないのさ。
親心も察する。心配する気持ちも分かる。だけど、早く別れてほしいのが本音だと言われても、今の私にはそれに応えることができない。私の気持ちは私のものだと、何度伝えればいいのだろう? 理解してほしいだなんて、そんなこと求めたりしない。祝福してほしいだんて、そんな大それたこと言ったりしない。
だけど。 私に彼の死を願わせるような、そんなところに追い込まないで。 愛する人を死という形で失うそのつらさを知っていても、それが生あるうちにいつかは癒されることを知っているからこそ、私が、彼を永遠に失いたいと思うところまで、追い詰めないで。 そんな贅沢で残酷なこと、考えさせないで。 アンフェアな恋愛だと、彼を攻めたりしないで。
私は親に、「ごめんなさい」と謝るような恋愛はしていないんだから。
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