人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2008年11月23日(日) ツリーに降りそそぐ雨

よくわからん。

食後、小さな生き物にせがまれ、クレヨンにてクリスマスツリーを描く。本当にシンプルな、輪郭だけのツリー。頂点に☆、枝にブーツやスティックを飾る。どうだこれで、と小さな生き物の手元を見たら、赤のクレヨン。
「あめ、ざーざー」
言いながら、母の描いたツリーの上から、赤い雨のライン。血みどろのクリスマスですか?!と驚いたのもつかの間、「おかあさんもあめかいて」とオレンジのクレヨンを渡された。素直に従い、雨のラインを薄く引く。

なぜ、雨なのだ?

疑問は解けぬまま、入浴タイムまでに8本のクリスマスツリーを描き、全部色とりどりの雨が降らされた。
雪でもなく、雨らしい色である水色や青を使うわけでもなく、ツリーに降り注ぐ鮮やかなライン。それはそれで、おしゃれなツリー画にも見える。

うちの小さな生き物、印象深いものがあると、それにとらわれ続ける質。どこかで、ツリーに雨が降る(しかもカラフルな)物語でも見聞きしたんだろうか?大好きなNHK教育あたりでやってたんだろうか?夫に尋ねるが、夫にも心当たりがなく。

我が家ではしばらく、ツリーに雨が降り続ける模様。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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