15's eyes
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2003年01月13日(月) 私の結論

彼と話したいことがたくさんたくさんあるのだけど、
残念ながら、時間と仕事の都合があわず、
結局この連休中も会えなかった。

彼はメールで、
明日の夜にでも会おうと告げてきたけれど、
断ろうかと思っている。

まともな頭で話したいので、
しばらく考える時間がほしいから。

この1週間ほどで、
私の身辺と頭の中は大きく揺れた。
震度いくつぐらいかな?
わからない…

会えない時間をつぶそうと思って、
映画を立て続けに観た。
彼と一緒に観ようと思って、観られなかった
「マイノリティーリポート」も、
「ハリーポッター」も、
てくてく歩いて、一人で観に行った。
映画はベタな内容でそこそこおもしろかった。
爽快な気持ちで映画館を出たけれど、
歩くうちになんともいえない焦燥感に駆られて、
また、悲しくなった。

眠れない夜は、
家では滅多に飲まないようにしているお酒を飲んで眠るようにした。
それが今日、父親にバレてしまい、
久しぶりに生活指導をくらった。

友達と会って話しているときと、
仕事に出かけて、
子どもと出会ったときだけ、
普通に話せる私と、
いつもの仕事中の先生の私がいた。

今日もあるいてあるいて、
家路にたどり着くと、
「眠れないから」と言って、
血迷って頼んだベッドカバーが届いていた。

ピンク地に花柄。
シーツも、枕も、掛け布団も、
ピンクの花びらがまぶしかった。
去年の私なら、
絶対に頼んでいない柄だ。
花に埋もれて、
心地よい眠りが取り戻せると思う?

眠ることによって、
ホントの自分が取り戻せてた私が、
眠れなくなった。
やっとの思いで眠れる事態になってしまった。



何がそうさせてるのか?

原因はわかってる。


私が逃げてたことが、
もう逃げられなくなったからだ。
耳をふさいできたことが、
ふさげなくなってきたからだ。
目をそらしてきたことが、
そらせなくなってきたからだ。


いつかきっと自分にも、
そう思う時期がきっとくるのだろうと思ったけれど。
今年初めにこんなにも急に、
考えるとは思わなかった。


私もついに取り憑かれてしまったようです。
「家族」と「結婚」という私にとっては重い課題に。
その課題に足を踏み入れることになりそうです。

ため息だ。
わくわくするという感じじゃないな。
悲しくなるのはなんでなんだろう。
いろいろ不安に思うのはなんでなんだろう。

家族を捨てる訳じゃないのにね。

それに第一、相手にまだその意志があるのか
はっきりと確かめていないからこの話を、
今の彼とすぐに進めるのかもまだわかっていないのに。

だけど、でも、
私の心の中で思うことが始まったから、
もう止められなくなった。

相手も一緒に踏み入れてくれるかどうかはわからないけれど、
私がそれを彼に確かめる時期が、
今、目の前にきたようだ。





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