15's eyes
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2003年05月05日(月) つきあってもうすぐ2年目を迎える頃に気づいたこと

しばらくぶりに自分の恋愛のことを。
以前の恋愛系HPで、
毎日彼のことをかいていたなんて嘘みたいだ私。
よくもまぁ、毎日毎日考えることがあったと
今では思うんだけど、
それは時の経過がそうさせるのか、
なんなのか。


気づくと彼と3週間ほど会っていなかった。
4月は1回しか会っていなかった。
それもようやく都合をつけて2時間居酒屋で飲んだだけ。


や。
メールはお互い一方通行の日がありながらも
毎日なんとかなんとかつなげてたんだけど。


そうやって会っていない中で
ちょっと頭をもたげていたことが、
二人とも会えない状況に慣れてきたのではないかということ

彼も仕事で
私も仕事で、
会えなくて、
寂しいっていう気持ちはあったとしても、
そう思う濃度が「慣れ」というもののせいで、
薄くなってきているのではないかという不安。


事実毎日のメールだって
ラブラブな内容とはほど遠いし。


私もついに
マンネリのやまいに取り憑かれてきたのかな…
と怖々思っていたところ、
彼から先週連絡が入り、
4日と5日出かけるから、支度しておいてね。
というメールが入った。





このひとは、
いつのまに。





や。
きっと計画的な人ではないので、
あわてて宿を探してとったと思うのだけれど、
いつも突然に提案してくる。




それで、この連休は3日は先約があったため、
4日5日と彼と出かけてきた。




マンネリは遠ざかった気がする。


久しぶりにずっと一緒にいて、
私はこの人がそばにいて安心したし、
ツインの部屋をとったにもかかわらず、
当然のように一つはきれいなままにして、
私のベッドにもぐりくんできたあの人がやっぱりすきだと思った。
彼のあまりの寝相の悪さに
夜中に2回ほどベッドから落ちそうになったのは
私なんですがね…。


それでも朝起きて
大好きな人がそばにいるという安心感と
この肌のうるおいはなんなんだろう。



でも、安心は一時のものだった。


やっぱり彼が好きだと自分の気持ちを確認したら、
次は、彼はどうなんだろう?という新しい不安が生まれた。


あー
めんどうくさい。
自分の思考回路…


私は好きだけど、
あなたはどうなの?
以前みたいに、ちゃんと好きだって確信してるの?
病院の通院みたいに
ただ、予約して惰性で会ってるっていう
わけじゃないよね?



私は帰りの彼の車の中で
彼の横顔を時々盗み見ながら思った。



結局私もまだまだ自信が持てなくて
時々言葉で、態度で
この人と正面で向きあって
確かめたい窮屈な女なんだなぁと。



ま。
今回は寸前で言葉を飲み込んだんですが。
そういうの、
1年に1ぺんくらいの希少価値程度でとどめておかなければ。
自分が相手に尋ねられると重たく感じるときがあるしな
と思い直して聞くのをやめた。




けれど、私は帰りに食事した店で、
自分の自信を少し取り戻したのだった。


食事をしながら私が、
「行ったことのないところに連れて行ってくれてありがとう。
すごく楽しいたびだったよ。」
と言ったことがきっかけだった。

彼は、
「なんだぁ、初めて行った場所だったの〜」
と何回か言った。
すごくにこにこしていた。
そのあと彼が行ったことのある、あちこちの土地の話や
しばらく先の夏休みの話をした。



あ。
そうか。



この年になって近隣で未だに過去の恋人と言ったことのない場所
っていうのはなかなか探しにくいものだ。
そんな中で、
私がはじめて行った場所だったっていうことも
嬉しくなる要因かもしれない。

でも、
私がたのしくて、
その気持ちを彼に伝えて、
いろいろたびの計画を考えた
彼も嬉しくてもっと楽しくなったのかな?と思った。


良い関係をつくるためには、
あれこれ思い悩むんじゃなくて、
相手の気持ちを確かめるんじゃなくて、
自分が楽しい気持ちを彼の前でたくさん表現していけばいいのかな、
と思った。


私が彼にそうされたら嬉しいなぁ。
そうか。
忘れてた何か大事なことを思い出せたような気がした。


あんまり会えないけれど、
私はあなたといて、
とてもとても何をしてても楽しすぎて、
幸せすぎること、
これからも伝えていくよ。





帰り際、
車から降りて、荷物を抱えた私に
彼も車から降りてきて、キスをした。




そうそう。
だからおねがい。



それでも時々不安になる私に
態度で言葉で時々でいいから
自分の気持ちを伝えてね。







































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