15's eyes
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2003年06月21日(土) 映画の話とかいろいろ

6月中に観た映画の話を。
見に行く予定でまだ、見てない人は、
ストーリーもわかっちゃうかもしれないので、
今日は読まないで。

マトリックスリローデッド

えと、これは先行上映会で観たんだけど、
すごい人だった。
眠かったのとアクションでおなかいっぱいになった。
けっこうアクションの裏側に
深層心理の部分も描かれているのだけど、
ちょっと内容を飲み込むのには、
もう一回観てみないと、だめかな。
深夜に観たので頭もまわらなかった。


つぎ
メラニーは行く

「キューティーブロンド」でかわいらしく
前向きな女の子を演じたリースウィザースプーン
見たさで出かけたんだけど、
なんだかイマイチだった。
ストーリーは「トゥーウィークスノーティス」ばりに
ベタな王道ラブコメなんだけど、
「メラニーは行く」に関しては、ストーリー展開が私にはダメ。

二股のあげく、結婚式の最中に自分がホントに好きな人
を再確認し、逃げ出すという設定が、
よくある設定だと思うんだけどね。
主人公であるメラニーが、
結婚をやめるわと告げたときに、
新郎のお母さんがメラニーに対して暴言をはくんだけど、
メラニーは「私は素直になっただけだわ。」というのね。
そりゃ、素直になったんだけど。
大切なことだけど。
どっちの男か、結婚を決める前に決めろよ。
ストーリーだから仕方ないとはいえ、
ラストでは、この新郎も新しい恋人ができるとはいえ、
いろいろな人を巻き込んで、
一時とはいえ、傷つけて、
「私は素直に…」とか堂々と言えるんだろうか。
私は、こういう女はニガテ。

それで、結局この映画を見終わったあとは、
ハッピーエンドとはいえ、
消化不良を起こした。


みっつめ
恋愛寫真

はい。
広末と松田龍平が出てる邦画です。
どうしてこれ観ようと思ったかというと、
「メラニーは行く」を観に出かけた時に、
パンフレットを見て、広末のインタビューがのってたの。
彼女は、
自分が演じる静流が出てくるシーン全部にインパクトがあって、
極端に言えば、彼女の人生の様々な色を切り取ったような
印象があった
って答えていて、どれどれ…という思いで観にいったの。

正直、期待していなかったんだけど、
意外にもよかった!!!

写真というモチーフがね。
映画の中でこんなにも素敵に使われるなんて。
映像がね、映像がね。
キレイでキレイで。
最近アクション、特殊効果ばりばりの洋画ばかり
観ていたせいもあって、
久しぶりにカメラワークの美しさにこだわった
映画を観た感じ。


そして、なんといっても広末ですよ。広末!
今まであんまり気にしたことのない女優さんだったんだけどね。
演技がどうとかいうより。
人を引き込む絶妙な表情をするね、彼女。

広末が演じる静流が取った写真には、
その写真からいまにもリアルな世界と通じてる魂が
感じられるんだけど、
その写真を撮っている彼女自身もまた、
魅力的だった。

ストーリー自体はちょっと難ありだったり、
松田龍平の英語とかは不評みたいだけど、
この映像と広末は観に行った価値があったと思う。


話は変わって。


今晩、久しぶりに生理的に受け付けない男に会った。
そいつは、通路をはさんで、私のとなりのとなりの席にすわっていた
見ず知らずの男だったけれど。

いかにも業界人らしいイントネーションの話と、
声の大きさに辟易。
見ず知らずの人に嫌悪感を抱いたのは久しぶり。
静かに食事をしている雰囲気の店の場をことごとく
壊していたあげく、
聞きたくもない話題が私の耳に入ってきてわかったことが。
「もう34だしさぁ」

そうか。
年齢で人は測れないけれど。
わかってるけど。

場の雰囲気が読めないのも
年は関係ないんだね。


あー
わたしやっぱり
うるさい男キライキライキライ




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