15's eyes
- 2003年07月09日(水) 今日のニュース
Soweluいい。
最近ずっと聴いてる。
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さて、今日のニュースといえば、
なんといっても長崎の事件
そう、幼児を駐車場から突き落として
死なせたのはなんといっても
12歳の男子中学生だったというニュース。
震撼させたね。
私が3月まで教えてた子達と同じ年だ。
だから、人ごととは思えない。
性的に異常な部分も少し感じるし。
生育歴が問題なのか、先天的なものなのか、
今後のニュースが気になるけれど、
なんといっても
「ごく普通の子だった。」っていう発言も
あるくらいだから、
きっと集団の中にその男の子がいれば、
その存在は集団に埋もれている、
存在感の薄いそんな感じな子だったんだろう。
よく、犯人になっちゃう人って
「え?あんないい人が」とか、
「ふつうの人なのに。」
とか、知り合いの証言としてでてくるけどさ。
いい人とか、
ふつうの人とかってなんだろうね?
何が基準なわけ?
それこそ「どうでもいいひと」だったのかな?
そして、誰もがいい人だなんて言う人なんて、
きっとどこかでムリしてる?
と感じてしまうのだけど。
特に小さい子が「いい子」と言われることに関しては。
どっかきしんだ心を感じる。
誰もに心の闇があるんだということを忘れがちになる。
あの人にも、この人にも、
あの子にも、この子にも、
潜んでいる悪はあるんだ。
その長崎の補導された子にしたって、
きっと犯行前にその犯行と直接結びつかなくても、
日常生活や、人とのコミュニケーション、
興味・関心を観察する中で、
なんらかの特異な行動が垣間見られたような気がする。
まわりの大人は
何かをキャッチして、気づけなかったんだろうか。
その衝動を食い止めることはできなかったんだろうか。
今日はまじめに教育に携わる者として、
考えさせられてしまった。
大人は、どんな子どもにも潜む闇があることを
いつも気にとめてなきゃいけない。