15's eyes
- 2003年07月12日(土) ニュースのつづき
 この前の日記の続き
 
 
 ニュースが報道されていくなかで、
 やっぱり少年の裏顔が出てきた。
 
 幼い頃、
 キレルと手がつけられなかったり、
 教室を飛び出したり…
 
 そういうの
 今時の学校では既によくある話だし、
 学年に一人二人はいるのなんて当たり前かもしれない。
 少年がこれらの学校生活での行動から推測して、
 犯罪を起こしたことと結びつけるのは
 短絡的なんだけど、
 これらの学校生活で起こったことの事実が親に知らされていて、
 親と先生が適切な対処をしていたものかどうか
 が知りたいな。
 
 
 親と先生がその子のしつけの部分で
 共通意識がないと子どもの問題行動は
 まちがいなく悪化していくからね。
 
 
 最近教育界の話題では常識になってるという
 ADHDという子
 その傾向もあるかもね。
 注意欠陥多動性障害というムズカシイ名前なんだけども、
 注意力や衝動性、多動性を自分でコントロールできない
 脳神経学的な疾患と言われてるもの。
 環境によってはADHDじゃなくても、
 ADHDに似た症状が出たり、
 問題行動が悪化することもあるみたい。
 
 でも、これは適切な年齢で薬を飲めば
 おさまるし、何より本人も親も楽になれる。
 
 ただ、ADHDって判断するにはやっぱり
 それなりのところに相談に行かなきゃ行けない。
 それには親が相談に行く決心が不可欠。
 
 だいいち、何度学校側が子どもの奇行を言ったところで、
 親が「うちのこはふつうです。」と言いきり、
 家ではふつうなんだから、
 「学校とあわないからだ。」とか、
 「おともだちがいけない。」とか、
 「そのうちよくなる。」とか
 思ってしまって相談に行かないと
 そのまんまなのだ。
 
 
 おうちの人が、
 自分のこどもはちょっと困ったところもあるけれど、
 ふつうなんだ
 と思いたい気持ちもよくわかる。
 誰だって、大好きな子どものことは信じたいものね。
 
 
 けれど、大好きな子どものケアをすることができるのもまた、
 おうちの人しかいないのだよ。
 
 
 まぁ、
 最初にそういう教育相談機関に行くのって勇気いるし、
 行ったところで変な専門家にあたると
 傷つけられることもあるけどさ。
 
 
 放っておくよりは、
 何かアクションを起こした方がいいと思う。
 
 
 今時は親と子どもと先生だけで教育教育って言ってるけどさ。
 もっといろんな人が子どもに関わって
 成長を見守るのもいいと思うよ。
 
 
 あれ?
 ニュースの話からずれてしまった。
 だめだこりゃ…