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2003年11月22日(土) アホ親の話

仕事関係の話

久々に保護者にキレた。
もー
なんていうかアホアホアホ!っていう感じ。


まったく、親というものは誰でもなれるんだよね。
なるだけならね。

あたりまえか。

保護者の全員が人格者であれば、
世の中、犯罪が起こらないか〜

私が何にアホかと思って呆れてるかというとね。


ある親たちが、
教師にあだ名をつけて呼んでいるらしいということが
わかったの。
しかもそのあだ名は、肉体的欠陥を指摘してるあだ名。


ここまででもじゅぶん、
「人を傷つける言葉を使ってだめなんだー」
と注意される、思慮分別もない小学生かよ、
と思うんだけどね。
でも、
そこまでなら、まだいい。
まだ、ね。


私の怒りの琴線にふれたのは、
そのことをあるアホ親が、
そのあだ名をつけられた教師の同僚に
「○○先生のこと△△って呼んでいるんですよ。」
ってにこにこ冗談話としてちくってきたことだった。


もう、このアホ親、頭おかしくない?


同僚にそんなことにこにこして言って、
ヘンだとか、間違ってるとか思わないわけ?


同僚は、
「私も何言われてるかって思うとぞっとするよー
やっぱり保護者の中には信用できない人もいる。」
って言ってるし。


はぁ、
親は、自分が言っていることがどれほど、
自分にとってマイナスになっているか
気づいていないんだろうか?

や、
きっと気づいていないから、
へらへらとこんなことを告げ口するんだろうし。


きっと女子中高生時代に先生にあだ名をつけて
呼んでいるのと同じ感覚なんだろうね。


そのへんの精神はいっこうに社会性が身に付いていない、
大人になってないってことなんだよね。

だって、立場を考えてみようよ。
これが、
たとえばその親が、
サラリーマンの営業の職についてるとしてだよ。
取引先の相手に相手先の同僚の悪口を言ってるみたいな
もんだよ?
信用失うでしょう!!


その親は、冗談のつもりでその同僚には、
関係のないことだと思って、ぺらぺらと喋ったんだろう。
でも、
その同僚も同じ現場で働く教師。
たとえクラス担任じゃないとしても、
同じ学校で、子どもを預かっている身分には
変わりないのだよ。

自分の子どもに、
「あぁ、いい年しても悪口言ってるアホ親の
子どもか」とマイナスイメージ
を持たれるかもしれないと、
考えもしないのかな?


でも、幸い、ほとんどの教師は、
子どもと保護者はつながってはいても、
別の人格として、捉えているから、
どんなに保護者がヘンでも子どもに
あたったりはしない。


ただね。
どんなにできた教師でも、
きっと、その保護者そのものへは、
ちょっとは失望するんじゃないかな。


少なくとも私はね。


私は基本的には、
どんな子どもの親たちでも尊敬してる。

だって、子育てという、
自分にはない経験をしている人たちだから。
特に、母親という人々はね。

ある意味先輩というか、
すごいなぁって思ってる。


だから、こういう話を聞くとちょっと悲しくて、
その悲しみが行き場を失って、
必要以上に怒りがこみ上げてくるのかな…


親はどんなに先生のことをキライだとしても、
それを態度で、示してはいけないと思う。
特に子どもの前ではね。

どんなに相性が悪い先生と出会っても、
ある意味子どもに社会勉強をさせるつもりで、
生活させないと。
だって、社会に出たら、
気にくわない同僚や、
上司なんてごろごろしてるわけだしね。


だいいちね。
子ども本人は先生と相性が悪くないかもしれないよね。

ところが、
子どもというのは、非常に忠実だから、
親が気にくわない光線を出すと、
その親の思いが伝染しちゃうのだ。

そうするとどうなると思う?

先生と信頼関係ができない。
その子が一日の大半を費やす学校で
生きにくくなってしまうんだよ。


そして、もう一つ。
その子の前に、
誰か気にくわない人が現れると、
その子も親と同じように、
悪口を言う子になってしまうんだよ。
自ら敵を作り出す子どもになっちゃうんだよ。
だって、親は子どもの見本でしょう?
悪口を言う親の子どもは、
必ず悪口を言うよ。


ねぇ、それでいいの?


いいかげん、
人付き合いの常識を身につけて欲しいよ。


それとも、
今時は既にそんな常識ないのかな?


それじゃぁ、私は、
古代に生きていた人なのかな?







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