前後(マエウシロ)向き日記
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2003年01月21日(火) タイトル卒業

ふう。
さて今日は長い文章になりますが。

初めて死というものに直面した私は完全に自分を見失ってた。
そして1人で抱え込む強さももっていなかった。
そんな私に優しい手を差し伸べてくれる人達もいて、
とても感謝してる。

それでも私は苦しさから逃げるために
あんちゃんにメールを送った。

「助けて欲しい。」と。

久しぶりに話をした。たくさん。
いつもと変わらない少しケンカ口調ででも優しい声だった。
ずっとずっと聞きたかった大好きな声。

何から話していいのか分からない私に。
「最初から説明して。」って優しく言ってくれた。

ある人の死のこと。
連絡をとらなくなってからの事。
お互いを傷つけあった最後のこと。
あんちゃんの好きな人や岸くんのこと。

たくさんたくさん話をした。
今までのことが嘘のようにいっぱい笑って、いっぱいけなしあって
そしてバイバイをした。

私が苦しんだ分やっぱり彼女も苦しんでた。
私が怒ると分かってて、わざとケンカを売るような言い方をしたことや
苦しめてるのを分かりながらもあえて突き放したことも。
そして私の行動が恐かった事も。
ちゃんと自分の気持ちを言ってくれた。

結局私の気持ちは全部お見通しで、
私は彼女の前だとわがままな子供らしい。
「もっと考えろ。暴走すんな。先のことを見なさい。」
3つも年下の女の子に言われる私っていったい?
普段はね立派な社会人なんですよ。しかも毒舌家。

私達は考え方が180度違う。
私は別れても友達になれるし、好きになったら男でも女でも好きって言う。
単純ですぐ暴走する。
あんちゃんは別れたら絶対連絡とらないし、簡単に好きとは言わないし、
(無理やり言わせてたけど。はずかし)
何より女の人を好きになることを自分自身が受け入れられない人。
自信がなくて臆病な人。
そんなことはないんだよ。ものすごく素敵な子。

だから、
「嫌いになったとかじゃなくて、もう連絡は取りたくない。
 もちと話すとどうしても女の人の話になるし、携帯に登録すると
 絶対かけたくなるから登録もしない。」って言った
あんちゃんの気持ちはよく分かる。
私は平気だけど、きっとそんな自分がいやなんだろうね。

それに私が我慢できずに定期的に連絡するのも分かってるから。
もうそろそろ電話かかってくると思ってたって。
登録はしないけど、絶対携帯は変えないからって。
でも今回みたいな緊急の時しかかけちゃだめらしい。
なんだ?と思ったけど、たぶん私もかけるからね言い返せないけど。
頑固だから取ってくれないのに言うな!

でもそれはお互い恋愛感情じゃないってわかってる。
今でも好き。大好き。
それは変わってないけど、愛情でも友情でもないなんだろ。
家族愛に近いのかな。
きっと私のことをもっと分かってる人はまわりにたくさんいるけど、
誰にも言えない部分を話せてわがままを言えるのはあんちゃんしかいない。
きっとあんちゃんもそう思ってる。

「話せなくても存在があるだけで安心できる。」

この言葉があればこれからどんなことがあっても頑張れる。
この先あんちゃんを超える大事な人と出会うと思うけど、
私はあんちゃんとこの言葉は絶対忘れない。

誰にどう思われようと、
あんちゃんが私の最初で最後の彼女。

もう後ろ向きにはならない。


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