高校の時からこれまであたしに言い寄ってきた、男達の顔が頭から離れない。嫌な顔や光景は一人でいるときふと脳裏に浮かぶ。何をやっても一人でいる限りなかなか消えない。
そいつらに別に何をされたという訳でもない。何もされなかったと言えば嘘になるが、さほど問題ではない。ただ、あたしに言い寄ってきた男達の…、あの憧れのような眼差し、うっとりした瞳、慈しみの目…。目が、嫌だ。気持ち悪い。早く頭からあの目を消し去りたい。恐い…。
2002年12月01日(日)

にきにっき / にきーた