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■やられキャラですか。
2000年06月21日(水)
またもやホモマンガ話。

「実はハマってるんじゃねえか」と言われれば
その通りである。

ただマンガの世界は現実のそれとは全くの別物である。

何冊か読んでいくうちに初めは

「こんなの現実にあるわけないだろ」

とツッコミを入れていた。
この手のマンガや小説のホモ男達って美しすぎる。
しかし今では

「ま、そんなヤボなことは言いっこなし」

と何の抵抗もなく楽しめる境地に至っている。
(いいんか?)

僕に大量のホモマンガ・小説を貸してくれた近所の超美少女、
Rちゃんも現実のゲイには全く興味がない。
割りきっている。ただ相当の思いこみがあるようで…。

さて、ゲイ界(?)ではアレをする時、主に攻める方を「タチ」、
攻められる方を「ウケ」と呼ぶ。

現実のことは知らないが、物語の世界ではタチの人はいつも
攻めっぱなしでウケの人はやられっぱなしである。

役割が変わることはあまりない。

Rちゃんは知り合いの男どもを

「この人はタチ、あの人はウケ」

とよくジャンル分けして悦に浸っており、自分の判断力には
絶対の自信を持っている。

今日もそんな話をしていたので僕は

「僕は、どっち?」

恐る恐る聞いてみた。Rちゃんは

「そりゃ、ウケっしょ」

にべもなく答えた。あううう。

そういえば僕がSかMかどちらのタイプに見えるか、
と聞いた時も

「そりゃ、Mっしょ」

と即断された。やられっぱなしかい。僕は。

「ねえねえ、かじりん、ホモになろうよ!ウケになってよ〜」

「あほかい。なろうと思ってなるものじゃないだろ」

それを横で聞いていた友人E君(ガタイ良し。Rちゃん判断結果:
バリバリのタチ)が

「かじりんがウケになれば、Rさんの理想のウケキャラ像が
 完成するんですよ…」

涼しげに言った。Rちゃんも我が意を得たりとばかりに
ニヤリと微笑んだ。

そんな目で僕を見ていたのね。えっちい。

「では、タチ役は俺ってことで」

とE君。…やさしくしてね。

ああっ。

続く(うそ)
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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