logo
FONTを元に戻す FONTサイズ固定解除

■そっとおじゃリスト
2000年07月14日(金)
10日ぶりのおでえと。
相変わらずオタッキーなデートコース爆進中な我々は迷わず映画館へ。
もちろんピカチュウの映画だよーん。
映画は毎年一本コレしか見ていない…。
大画面のピカチュウはかわいい。

映画館を出てから彼女が言うには明日(15日)は
映画版「おじゃる丸」の初日なのだそうだ。

「有楽町の映画館ではね、おじゃるの舞台挨拶が
 あるんだってえええ!!」

もう既にこの事は何度か聞かされているので

「着ぐるみならこないだ見ただろう」

半分うんざりして答えたのだが

「こないだとはセリフが違うんだよう!見たいよう!!」

「明日は仕事だろ!仕方ねえだろ!」

「しかもね、子供客にはおじゃるグッズのプレゼントがあるんだって…
 なんで大人にはくれないのよう…ううう」

この話も何度も聞かされていたので僕は

「こんなことなら子供作っておくんだったな」

ふっきらぼうに吐き捨てたが彼女は

「ぐふ。名前は何がいい??」

あらぬ方向へ話を持って行った。僕はそりゃあもう

「り…」

とお気に入りRちゃんの名前を言いかけて慌てて飲み込んだ。
やばいって。

一瞬彼女の視線に殺気が走ったような。
いや、気のせいだろう。
そうであってくれ。

しかし昔の女の名前をこっそり娘に付けている父親が日本には
300万人はいるだろう(妄想調べ)

話を戻す。

とにかく最近の彼女のおじゃる丸への熱の入れ様はスゴイ。

「お前さあ、映画館でおじゃるのパンフレットとかその他もろもろ、
 グッズがあったらみんな買うでしょう?」

「そりゃあもう根こそぎ」

「お前、最近凄いね…」

「だって私、”おじゃラー”だもん」

そんな人種この世にお前しかいないって。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

←前もくじ次→
All Rights Reserved.Copyright(C)
エキスパートモード 2000-2005
梶林(Kajilin) banner

My追加