logo
FONTを元に戻す FONTサイズ固定解除

■WWWが現実ににじみ出たとき。
2000年08月31日(木)
ヨウコさんとお別れした夜、彼女と会った。

会う約束を仕事の都合で昨晩ドタキャンの電話を入れたのではあるが、
声色からすると思いっきりブルーになっているに違いない。

そう思って、仕事を強引に同僚にぶん投げ、彼女に職場から
「7時に来い!」と電話した。

それで強引に午後7時に駅で彼女と待ち合わせした。

やはり機嫌が悪そう。そのうち

「メールで『会う日まであとX日』とか毎日カウントダウンして
 かったるかったでしょう?」

「ヨウコさんて誰?」

ここの日記を見ていなければ分からないことを言ってきた。
彼女はここの日記を見ていたのである。

彼女には1回見られたことがあり、それでケンカになったのだが、
その後に「もう見ない」という約束はしていた。

しかし彼女がもう絶対見ないということは有り得ないと思っていた。
僕への不安が高まってくると必ずここを見たくなってくるはず。
だからまた見られた、と言われてもそれほどショックはなかった。

そこまで彼女を不安にさせたのは僕の責任である。
かなり何の連絡もしてなかったから。

この日、彼女は僕と別れるつもりで僕の日記を見たらしい。

しかし僕と会ってから勝手に怒って勝手に泣いて、
勝手に機嫌を直して勝手に笑って

「またね」と言って帰っていった。

僕はただ彼女のそんな様子を見て、話をただ聞いていただけだった。

電話、チャット、メール、会えなくても話す手段はいくらでもあるが
彼女は実際会わないと不安は取り除かれないらしい。

しかしそれでもこんな露悪癖ぷんぷんの日記を書き続ける、
僕は何なのだろうか?
今日もアリガトウゴザイマシタ。

←前もくじ次→
All Rights Reserved.Copyright(C)
エキスパートモード 2000-2005
梶林(Kajilin) banner

My追加