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■名前も一種の「呪」なのだよ。
2000年09月01日(金)
僕の向かいの机に座っている会社の同僚T。
超雨男ということで度々日記に登場しているが

めでたく9月中旬に子供が産まれることになった。
女の子らしい。

彼が何かコソコソと見ているので覗いてみたら
「姓名判断の本」だった。

「まだ名前決まらないのか?」

「うーん、迷うねえ」

候補をブツブツ挙げるT。

「魅祐希、とか亜佑莉とか凝りすぎな名前はよせよ」

「あー。あるよねえ。考えすぎて煮詰まっちゃって変な方向行っちゃってるの」

「僕の田舎にさー、豊富満(ほふまん)君っているんだよ」

「あ〜やっちゃったよ、って感じだな」

「両親がダスティン・ホフマンのファンだから」

「でも、ほふまん、って『姓』…」

「そうなんだよ。親の馬鹿失敗を一生背負っていくんだよ」

さて、うちの職場はシフト制のため休みが不規則である。
なので毎月シフト表が作成されるのだが9月のそれには
でかでかと

「9月14日、Tの嫁、出産予定日!」

と書いてありもちろんTは休みを取らされている。

更に

「出産が前後する場合は随時シフト変更をし、
 Tを優先的に休ませる事!!」

とか

「ラマーズ!!」(意味不明)

といった注意書きが続く。

ファミリーを大切にする職場。

祈安産♪
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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