シルバーウィークの最後の日、栃木の実家に最後まで残っていた娘・R(12才)が帰って来た。
先日は僕が栃木まで迎えに行ったが、今回は母が池袋まで送って来てくれた。
「わざわざ悪いね」
と池袋駅まで迎えに行き、
「お茶でも飲んでかない?」
駅を出て喫茶店を探した。
「あんまり歩きたくない」
と言う母のため、駅前の某喫茶店に入ったら
「3階の席にどうぞ」
「え、階段しかないの!」
母、明らかにご不満。それでも階段を昇って席に着いたものの、あんまり空調が効いておらず暑いのがお気に召さなかったせいか
「出よ!」
こちらに向かってくるウェイターとすれ違いでスタコラと店を出てしまった。オイオイ。続いて
「じゃあここにしよう」
と僕が見つけた喫茶店は、覗いてみたら満席でダメ。
「ココもダメなの?」
更にご立腹の母。なんだろう。暑さと疲れと人ごみでイライラしているのだろうか。
「席ないんだからしょーがなかんべな」
「まだ歩くんけ?」
栃木と違って半径20歩ぐらいで次の喫茶店があるので勘弁してくれよ。
ようやく入れた3軒目の喫茶店で腰を降ろし、落ち着いた。それぞれ飲み物を頼む。Rは
「カフェオレがいい!」
と目を輝かす。カフェオレとはいえ、コーヒーを飲めるようになった自分がちょっと嬉しいようだ。あと
「ケーキも食べたい〜」
とおねだりされたのでしょうがないなもう。
「たっくんには内緒ね」
息子・タク(9才)が僻むので言うなと口止めするのも忘れない。しっかりしてるなもう。
栃木で何してた、とかRに聞くと、先日脅しておいた宿題はなんとか終えたという。その際僕の弟がよく勉強を見てくれてたとのことで後で礼を言っておかねばなるまい。
話題はまったく変わって、母が氷川きよしとの撮影会に行ったという。僕もアイドルのライブい行くので人のことは言えないがわりとはまってるなあ…。2ショットで写真を撮ったとのことで見てみると、きよしくんが肩に手を添えており結構な密着度で母ご満悦。サービス良くてちょっとビックリした。女の子のアイドルとの撮影会だと普通おさわり禁止なのに。
1時間ぐらい話しただろうか、Rもケーキを食べ終えて母も
「じゃあそろそろ行こうかね」
喫茶店を出て駅まで見送った。別れ際
「やっちゃん(弟のこと)にお礼しなよ!」
「はいよ」
「不摂生するなよ!」
「はいよ」
ドリフのエンディングかよ。なんだか今日は妙に母か厳しいような。
たらちねの 母にしばかれ 茶をしばき
なんちて。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。