「日曜日はサンデー、月曜日と火曜日はなんだっけ」
と、娘・R(中一)と息子・タク(小5)がカヤカヤとにぎやかに騒いでいた。タクはともかく中一のRが分からないのって結構やばいのではないか、と危惧した僕は、
「月曜はマンデー、火曜日はチューズデーだよ」
と教え、更に
「サンデー、マンデー、チューズデー、さわってー、もんでー、チューしてーって覚えるんだぞ」
必殺の覚え方を伝授したところ、タクからはダンゴムシを見るような目でガンを飛ばされ、
「タクは下ネタ嫌いなんだよ」
嫁からは駄目出しされ、
「それ、うちのクラスの男子と一緒!」
Rからは中一男子レベルの烙印を押され、すなわち家族全員からドン引きされてしまった。
おかしい、受験勉強において下ネタ語呂合わせはよくある話。
例えば日本史においては
「1931(一番臭い)年、満州(まん臭)事変」
とか、世界史においては
「インノ、インノで絶頂3回(教皇権の絶頂期、インノケンティウス3世)」
とか、化学の元素周期表の覚え方
「ベッド(Be)に 潜(Mg)れば 彼女(Ca)の スリ(Sr)ップ バ(Ba)ラ(Ra)色」
など、オッサンになった今でもすぐ出てくる。覚えやすく忘れづらい、強力な手法なのだ。それなのにひどい言われよう。…ちょっと早かったかな。
しかしタクが下ネタ嫌いと言うのはおそらく真実ではない。タクは嫁やRの前ではそういうフリをしているだけなのだ。その証拠に僕に対しては時々意味もなくチン○を
「ほれー!」とか言って見せびらかして来たり、
「一歩歩いておならプー」
とか訳の分からない放屁をしてくる。嫌いなはずはないのだ。
話は飛んで、先日、お笑い芸人のパーマ大佐が「森のくまさん」の替え歌を無断で販売したとして、訳詩者が馬場祥弘氏が差し止めを要求した、というニュースがあった。それを聞いて
「でもさー、僕らも『あるー貧血、森のな浣腸』って歌ってたよね」
とタクに言うと
「あるー貧血!
森のな浣腸!
熊さんにんにく!
であーったんこぶ!
花さーくもーりーのーみーちんちんぶらぶらソーセージ!
熊さーんにーでーあーっタモリのおけつはレインボー!」
頼んでもいないのに勢いよく歌ってくれた。ちんちんぶらぶら…のところ、なんでそこ、すごい歌詞が詰まってるんだ。こんな歌を大喜びで歌うとは、やっぱ下ネタ嫌いなんかじゃないじゃないかー!
そしてタモリのおけつはレインボー…何故このようなフレーズが生まれたのか。謎である。もしかして、検索すれば何か分かるかもしれない…と思って「タモリのおけつはレインボー」でぐぐってみたところ、一番上に出て来たのは「エキスパートモード」というブログで…ってこのブログじゃねえか!GOOGLE意外と使えねー!
何気ない僕のネタ振りが息子の下ネタソングを呼び出してしまった。
これを下ネタ子を起こすといいます。なんちて。
↓クリックお願いします↓
←これだけでもいいので押してね。
←こちらもできれば。はてなアンテナに追加
今日もアリガトウゴザイマシタ。