lucky seventh
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2002年04月14日(日) おやすみ

別れは突然で、僕は間に合わなかった。
あんなに約束したのに、僕が辿り着く前に君は逝ってしまって、
横たわった君の存在が遠く遠く、取り返しのつかない場所まで
行ってしまったような気がした。
可笑しいよね。
君は僕の目の前にいるのに、すぐ側に有るのに。

「幸せそうだね」

逝ってしまった君を見て、
苦しみから解放された君を見て
僕は素直にそう思った。

「寝ているみたいだ」

本当は寝ているだけかもしれない。
今、君の頬にキスをしたら、
くすぐったいよとあの日のように笑ってくれるかもしれない。
頬から涙がこぼれてきた。

「おやすみなさい。いい夢見れるといいね。」



君の眠りは深い深いところに落ちていって、
僕は心のそこからそれが幸せな夢であることを祈った。


ナナナ

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