lucky seventh
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2005年11月26日(土) 零崎文織の人形芝居 開幕前

むかしむかしある所に、それはそれは美しい人形士の青年がおりました。
誰もがその美しい人形士に恋に落ちたけれど、
けれど、人形士は誰も好きにはなりませんでした。
人形士はそれでいいと思いました。
自分は誰にも恋せず、ましてや誰も愛さないければいいと。
しかし、転機は突然訪れました。
人形士の前に人形のような半人前の人形遣いの少女が現れたのです。












「どうか、私をあなたの手で立派な人形にしてください」

その時、もうその目から逃れられないと青年 時宮時鳥は思った。







そして、人形士は人形のような人形遣いに恋をしてしまいました。


ナナナ

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