2004年03月15日(月) |
歯ぐきがいたい(涙) |
どもども、さくらっす。
もう、最近歯医者貧乏なさくらぼん夫婦。
私がよくなったら、今度はだーりんがイタイイタイだそうです。
まぁ、ヤツの場合「おつむ」の方が痛いと思うけど。
まぁ、いいか。
なんか、どーやら歯茎が腫れてしまったようです。
結局今朝、歯医者に行って消毒してもらったようだが、そんな簡単には治らないよね。
原因はおそらく、歯の磨き方だろう。
んー、素人の私がみても、おかしーだろって磨き方をしてるもん。毎日。
なんというか「この世の恨みつらみ
全て引き受けます。」みたいな感じ?
なんであんなに力を入れるのだろう?
歯磨きって力をあまりいれてはいけないのが、常識だろ。
こするんじゃなくて、磨くんだぞ、おい。
それなのに、毎朝毎晩、ゴシゴシやっとるからいかんのじゃ。
あーあ、自業自得だね。
かわいそーなヒトだ。
だーりん、キミって本当おばかぽん。
で、今はタオルと氷で冷やして、よだれたらして唸ってます。
閑話休題。。
思いっきり話は変わるんだけど、ある香りを嗅いで過去を思い出すことってない?
今日はそんな経験をした。
たいぶ外も暖かくなり、今週中に桜が開花するとかしないとか。
街にでても、結構花が咲いてたりする。
私は通勤である公園を通るのだが、そこでなんともいえない懐かしい匂いがした。
信号待ちをしていると、風が吹いて、ふわっと。
それで思い出したのは、小さい頃一緒に住んでいたおばあちゃんとお庭を眺めながら、話したことだった。
実家では池に柵というか網を張っていると大丈夫なんだけど、張らないと蛙が池に入ってしまって卵を産んでしまうので、春になると大変な騒ぎになる。
卵だらけになっちゃって、かわりに鯉が死んじゃうんだよね。
それを、私とおばあちゃんは困っちゃうねーって言ってた。
で、紅茶をよく飲んでいたのだけど、おばあちゃんはいつもそれにウィスキーを入れるのね。
ブランデーじゃなくて、なぜかウィスキーなんだけど。
私もいれて欲しいなーってお願いするんだけど、いつももうすこし大人になってからねって言われてて。
で、あるとき一回だけ入れてくれた。
たった1滴とかそんなものだったけど、すごく嬉しくって。
カップからあがってくる香りがいつもと違って、なんかちょっと大人になった気がしたんだよねー。
で、窓を開けて、お茶を飲んで、ぽかぽかしてすごく気持ちよかった。
という、なんということもない事を思い出しました。
なんでなんだろう?
もうすごい昔のことで、普段は思い出さないのにね。
なんか、ほんの一瞬の事だったけど、わーって思い出した。
で、その匂いはどこから来るのかな?なんの匂いだろうって周りを見たらね、
斜め前に木蓮の花が咲いてたの。
あー、これかって思った。
実家の庭には木蓮の木があって、春になるとふわーっといい香りがする。
木蓮の花は実家に咲いてる花の中でも一番好きな花です。
桜や梅とか、春に咲く花って葉が出る前に咲くから、すごくキレイだと思う。
なんというか、枯れ木みたいな黒い枝から春の色がこぼれてくる感じ。
木蓮も同じ。
でも桜より、もっと色気があるなって思う。
あの、真っ白でなく黄色でもなく、肌色でもない色。
艶かしい花びらの感触。
なんかすごく好きなんですよねー。
私自身が大きくなると、友達とか彼氏とかと遊んでばかりで家にいなかったから、 もちろん庭なんて眺めたりしなくなったけど、小さい頃はよく庭で遊んだりしてたんだよね。
でね、なんだかおばあちゃんも今はこの世にいないんだよなーなんて思ったら、じーんとしてきちゃいました。
いつもと同じ、忙しい朝の通勤路。
だけど、今日はちょっとだけ違った気がしました。
おっと、よだれを垂らして痛い痛いといっていただーりんが隣で寝ている。
さっきまで、痛くて眠れなかったらどーしよーとか心配してたけど、
全然そんなことないじゃん。。
と思ったら、まだ寝てなかった。
まだまだ、あーでもない、こーでもないとすったもんだしてるらしい。
ほんと、だいじょぶですかー?
ありゃりゃ。
さてさて、私はお風呂に入るとするか。
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