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■ さて、何から書こうか。
2011年3月12日は挙式の日でした。
前日移動の関係で昼すぎから神奈川入りをして。 ホテルにチェックインをして後からくる家族と合流するかしないかというところでした。母は迎えに駅へ、私はホテルの部屋で待っていた時です。
最初は少しだけ揺れて、そのあと立っていられなくなり座り込んでしまいました。船酔いの感覚が襲って気持ち悪くなりました。 そして、揺れが少しおさまったのでテレビをつけてみたら。 大変なことになっていました。 もちろん新幹線は緊急停止。家族が4時間新幹線の中。 私も、部屋から非難するため25階から階段で降り、その後深夜までロビーで待機という状態。 その後も一睡も出来ず、テレビをずっとみていて被災地の状況がうつしだされたり、余震が自分たちのところにも起きたりという状況。
朝起きた時点では、どうしようか迷っていたのですが。相手と相談し、挙式を中止、延期することにしました。 被災地に呼んでいたゲストもいたし、交通関係もあやしいし、何より余震もありそうだし。そんな中で、式のためにゲストの方々に来ていただくのも申し訳ないですし、挙式をする理由の大前提である皆様に日ごろの感謝をこめてゆっくりのんびりすごしていただくということができない状態でやることは果たして良いことなのかという考えの結果でした。 連絡がとりずらい状態だったのでとりあえずメールで一報。その後電話で各ゲストに連絡をとり、式場にも事情を説明し今後についての話し合いを簡単にして、両親や祖父、兄のチケットを確保して見送りをした後、ひとり新居に向かいました。 その途中、電車が少し遅れるということでホームにいたとき。 今まではりつめていたものが取れたのかぼろぼろといきなりなき始める不審者は私です(笑) 地震の時ひとりで25階にいて心細かったこととか、その後相手と連絡がとれなくて心配だったこととか、余震が続いたこととか、式が延期になったこととか。色々なことがごちゃごちゃと頭に入ってきて今までなんとかしなきゃという緊張感があったけれど、それがとれて感情がようやく追いついてきた感じだったのだと思います。 あと、友人たちの心配メールや励ましメールが次々と届いて、本当にうれしかった。それでまた泣いてしまいました。
電車が動き、相手と合流し新居へ。 新居は意外となにも問題なくてよかったです。 そして、今日本当は挙式の後に、入籍もする予定だったのでどうするか相談。私は、入籍したかったけれど役所は大変だと思うからという相手の冷静な判断に感情が追いつかなくてまたもやプチ冷戦および泣く(笑) 結局、入籍も後日になりました。
被災地の方々のこと。被災地に親族や友人がいる方々のこと。 災害状況がかなりひどい状況であること。 みんなみんな本当に大変だと思います。 私も自分たちなりに今日の判断は結構きつかった。
はやく、皆様に少しでも笑えるときがきますように。
2011年03月12日(土)
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